キーボードの反応が悪い・反応しない原因とは?
症状ごとの対処法を徹底解説
2026.07.28(TUE)
2026.07.28(TUE)
キーボードの反応が悪い・反応しない症状には、さまざまな原因が考えられます。例えば、Num Lockが有効になっているだけで特定のキーが入力できなくなるケースや、ドライバーの不具合で反応しないケースもあります。対処法は多岐にわたるため、パソコンへの影響が少なく簡単な方法から順番に試していくことが大切です。この記事では、キーボードの反応が悪い・反応しない時の原因の種類から具体的な対処法まで解説します。ぜひ参考にして下さい。
※記事内の手順はOSのバージョンによって異なる場合があります。
パソコンのキーボードの反応が悪い・反応しない原因
キーボードの反応が悪い、または反応しない原因はさまざまです。主な原因は以下の3つに分類されます。
ソフトウエア・設定の問題
- Num LockやフィルターキーなどのWindowsアクセシビリティ機能が有効になっている
- キーボードドライバーの不具合や破損
- IME(日本語入力システム)の誤作動 など
ハードウエアの問題
- キーボード内部のホコリや汚れの蓄積
- キーの物理的な破損や接触不良
- 接続ケーブルやUSBポートの不具合 など
OS・システムの問題
- Windows Update実行時のトラブル
- システムファイルの破損
- 高速スタートアップによるドライバーの不具合の引き継ぎ など
原因を正しく把握することで、適切な対処法を選べます。
パソコンのキーボードの反応が悪い・反応しない時の対処方法
パソコンのキーボードの反応が悪い、反応しない時の対処法を、それぞれ解説します。
反応が悪い時の対処法
まずは、反応が悪い時の対処法を紹介します。
キーボードの動作を速く設定する
キーボードの反応が悪い時は、Windowsの設定で入力速度を調整してみましょう。具体的には「表示までの待ち時間」と「繰り返し速度」を変更することで、キー入力のレスポンスを改善できます。手順は以下の通りです。
1.「スタートボタン」をクリックして「設定」を開く
2.左側メニューの「Bluetoothとデバイス」を選択する
3.「キーボード」を選択して「キーボード文字の表示までの待ち時間」と「キーボード文字の繰り返し速度」を調整する
設定変更後は、テキストエディタなどで実際にキーを入力して動作を確認して下さい。改善が見られない場合は、以降で紹介する「反応しない時の対処法」も併せて試してみましょう。
反応しない時の対処法
反応しない時の対処法は、以下の通りです。
- Num Lockを無効にする
- マウスキーを無効にする
- フィルターキーを無効にする
各対処法の詳しい内容について解説します。
Num Lockを無効にする
Num Lockが有効になっていると、ノートパソコンのキーボードでは文字キーの一部が数字入力モードに切り替わり、通常の文字が入力できなくなることがあります。キーボード上のNum Lockランプが点灯していれば有効な状態です。環境によっては、画面上のインジケーターでも確認できる場合があります。無効にする手順は以下の通りです。
1.キーボード上の「Num Lock」キーを1回押す(機種によっては「Fn」キーを押しながら押す)
2.ランプが消灯していれば無効になった状態
テンキーレスのキーボードでは発生しにくいですが、念のため確認しておくと安心です。
マウスキーを無効にする
マウスキー機能が有効になっていると、テンキーがマウスカーソルの操作に割り当てられ、数字の入力ができなくなります。テンキーを押しても数字が入力されない時は、マウスキーが原因の可能性があるため、マウスキー機能を無効にしましょう。詳しい無効化の手順は、以下の記事をご覧下さい。
マウスキー機能を無効にする方法はこちら
フィルターキーを無効にする
フィルターキー機能が有効になっていると、短時間に同じキーを複数回押した入力を無視する動作になり、キーが反応しないように感じることがあります。本来はアクセシビリティ向上を目的とした機能ですが、通常の利用では誤作動の原因になりやすいため無効にしましょう。詳しい無効化の手順は、以下の記事をご覧下さい。
フィルターキー機能を無効にする方法はこちら
反応が悪いまたは反応しない時の対処法
その他のキーボードの反応が悪い、または反応しない時の対処法は、以下の通りです。
- フリーズの場合は待機する
- 使用中のアプリを再起動してみる
- 別のアプリで入力してみる
- パソコンを再起動してみる
- パソコンを放電してみる
- 入力システムを変更してみる
- 高速スタートアップをオフにしてみる
- キーボードをカスタマイズするソフトを無効にしてみる
- ホコリを除去してみる
- デバイスマネージャーでドライバーをアップデートしてみる
- Windows Updateを実行してみる
- システムファイルの破損を修復してみる
- セーフモードで起動してみる
- トラブルシューティングツールを使ってみる
- キーボードの接続や状態を確認してみる
- BIOS設定を初期化してみる
- 故障している場合は修理・買い替えを検討する
簡単に実行できる順番に紹介していきます。
フリーズの場合は待機する
パソコン全体がフリーズしている場合、キーボードだけの問題でなく、一時的な処理の過負荷が原因の可能性があるので数分待機してみましょう。処理が落ち着けば、自然に回復することがあります。フリーズしているか確認するには、Caps Lockキーを押してランプの点灯・消灯が切り替わるか確認する方法が有効です(機種によってはShiftキーを押しながらCaps Lockキーを押す場合があります)。ランプが反応しない場合はフリーズしている可能性があります。待機しても改善しない場合は、次の対処法に進んで下さい。
使用中のアプリを再起動してみる
特定のアプリ上だけでキーボードが反応しない場合、そのアプリの不具合が原因の可能性があります。例えば、ブラウザやテキストエディタを使用中に入力できなくなった時は、一度アプリを終了して再起動すると改善するケースがあります。アプリが通常の操作で閉じられない場合は、タスクマネージャーから強制終了しましょう。手順は以下の通りです。
1.タスクバーを右クリックして「タスクマネージャー」を開く
2.「プロセス」タブで該当するアプリを見つける
3.右クリックして「タスクの終了」を選択する
別のアプリで入力してみる
キーボードが反応しない時は、別のアプリで入力を試すことで問題の切り分けができます。例えば、メモ帳など標準搭載のアプリでキーボードが正常に動作するか確認して下さい。別のアプリで正常に入力できる場合、問題は特定のアプリ側にあると考えられます。その場合は、該当アプリの設定を見直すか、再起動・再インストールなどを検討しましょう。
パソコンを再起動してみる
再起動によってOSやドライバーが初期化され、一時的なソフトウエアの不具合が解消されるケースがあります。ここで注意したいのは、「シャットダウン」ではなく「再起動」を選択することです。高速スタートアップが有効な環境ではシャットダウン時にシステムの状態が保存されるため、不具合が引き継がれることがあります。再起動の手順は以下の通りです。
1.「スタートボタン」を押してメニューを開く
2.「電源アイコン」をクリックする
3.「再起動」を選択する
パソコンを放電してみる
静電気や電力の蓄積により、パーツが正常に動作しなくなることがあります。放電することで、この問題が解消される場合があるので試してみましょう。一般的な手順は以下の通りです。
1.起動中のアプリを全て保存・終了する
2.パソコンをシャットダウンする
3.電源ケーブルをコンセントから抜く
4.デスクトップパソコンの場合は電源ボタンを数回押し、ノートパソコンの場合はバッテリーを取り外す(取り外せる機種のみ)
5.そのまま一定時間放置する
6.ケーブルやバッテリーを元に戻して電源を入れる
機種によってやり方が異なる場合があるので、メーカーホームページなどで確認してみましょう。
NECパソコンの製品の放電方法はこちら
入力システムを変更してみる
日本語入力システム(IME)の不具合が原因で、キーボードの反応が悪くなることがあります。Windowsに標準搭載されているMicrosoft IMEと、ATOKなどのサードパーティ製IMEを切り替えることで、問題が解消される場合があります。切り替えの手順は以下の通りです。
1.タスクバー右下のIMEアイコンを右クリックする
2.「設定」を選択する
3.「キーとタッチのカスタマイズ」をクリックして使用するIMEを切り替える
切り替えによって改善した場合は、元のIMEの再インストールや設定リセットを検討して下さい。
高速スタートアップをオフにしてみる
高速スタートアップが有効な場合、シャットダウン時にドライバーの状態が保存されるため、ドライバーの不具合がそのまま引き継がれてキーボードが正常に動作しないことがあります。再起動では改善するのにシャットダウン後の起動で不具合が再発する場合は、高速スタートアップが原因の可能性が高いです。詳しい無効化の手順は、以下の記事をご覧下さい。
高速スタートアップを無効にする方法はこちら
キーボードをカスタマイズするソフトを無効にしてみる
キーボードのカスタマイズソフトが、キー入力の不具合を引き起こしている可能性があります。AutoHotkeyなどのキーリマップソフトは、特定のキーに別の機能を割り当てられる便利なツールですが、設定によっては意図しない動作や反応しない原因になることがあります。まずは該当ソフトを一時的に無効化し、動作が改善するか確認しましょう。無効化する手順は、タスクバー右側の通知領域にあるアイコンを右クリックし、「終了」または「無効化」を選択します。改善が見られた場合はソフトの設定を見直すか、アンインストールを検討して下さい。
ホコリを除去してみる
キーの下にホコリや異物が溜まると、キーが物理的に押しにくくなったり接触不良が起きたりします。清掃方法は以下の通りです。
- 柔らかいブラシで表面を払う
- エアダスターでキーの隙間にエアを吹き付ける
- キーキャップを外して内部を清掃する(外せる機種のみ)
清掃時は水や液体を使わず、必ずパソコンの電源を切った状態で行って下さい。液体が内部に入ると故障の原因になります。また、キーキャップを外す前に、写真に撮っておくと元に戻す時に迷わずに済みます。
デバイスマネージャーでドライバーをアップデートしてみる
キーボードのドライバーが古いまたは破損している場合、正常に機能しないことがあります。デバイスマネージャーからドライバーを更新することで、不具合が解消されるケースがあります。手順は以下の通りです。
1.「スタートボタン」を右クリックし、「デバイスマネージャー」を選択する
2.「キーボード」の項目をクリックして展開する
3.使用中のキーボードを右クリックし、「ドライバーの更新」を選択する
4.「ドライバーを自動的に検索」をクリックする
5.更新が完了したら画面の指示にしたがって操作する
更新後はパソコンを再起動し、キーボードの動作が改善したか確認して下さい。再起動することで、更新されたドライバーが正しく反映されます。なお、ドライバーの更新で改善しない場合は、一度ドライバーをアンインストールしてから再インストールする方法も有効です。その際は、デバイスマネージャーでキーボードを右クリックし「デバイスのアンインストール」を選択後、再起動すると自動的に再インストールされます。
Windows Updateを実行してみる
OSのアップデートにはドライバーや関連項目の修正が含まれており、キーボードの不具合が解消されるケースがあります。Windows Updateの手順は以下の通りです。
1.「スタートボタン」をクリックして「設定」を開く
2.「Windows Update」を選択する
3.「更新プログラムのチェック」をクリックする
4.利用可能な更新プログラムがあれば「すべてダウンロードしてインストール」を選択する
アップデート後は再起動が求められる場合があります。再起動を完了させることで、更新内容が正しく適用されます。
システムファイルの破損を修復してみる
Windowsのシステムファイルが破損していると、キーボードを含むさまざまなパーツが正常に動作しなくなることがあります。コマンドプロンプトからSFCスキャンを実行することで、破損したファイルを自動的に検出・修復できます。手順は以下の通りです。
1.「スタートボタン」を押して検索バーに「コマンドプロンプト」と入力する
2.右クリックして「管理者として実行」を選択する
3.「sfc /scannow」と入力してEnterキーを押す
4.スキャンが完了するまで待機する
修復が完了したらパソコンを再起動し、キーボードの動作を確認して下さい。スキャンには数十分かかることもあります。
セーフモードで起動してみる
セーフモードは、Windowsを必要最小限のドライバーと設定で起動するモードです。サードパーティ製ソフトの干渉を排除した状態でキーボードの動作を確認できます。セーフモードで正常に動作する場合、原因はインストール済みのソフトウエアやドライバーにある可能性が高いです。その場合は、最近インストールしたソフトウエアの無効化や削除を検討しましょう。その後、通常モードに戻って問題が解消されているか確認すると、原因を特定できます。詳しい起動手順は以下の記事をご覧下さい。
セーフモードで起動する方法はこちら
キーボードの接続や状態を確認してみる
外付けキーボードの場合、接続方法によって確認すべき点が異なります。確認ポイントは以下の通りです。
USBキーボード
- ケーブルやコネクタを一度抜き差しする
- 別のUSBポートに差し替えて動作を確認する
Bluetoothキーボード
- ペアリングを一度解除して再設定する
- 電池残量を確認し、必要であれば交換する
ノートパソコン内蔵キーボード
- 外付けキーボードを接続して内蔵キーボードとの動作を比較する
また、別のパソコンに接続して動作するか確認することで、キーボード本体の故障かどうかを切り分けられます。
BIOS設定を初期化してみる(上級者向け)
BIOSとは、パソコンを起動する際に最初に動作するプログラムで、ハードウエアの基本的な制御を担っています。まれですが、BIOSの設定が誤って変更されている場合、キーボードが正常に認識されないことがあります。BIOSを初期化することで工場出荷時の状態に戻り、問題が解消されるケースがあるため確認してみましょう。ただし、初期化後はBIOSの設定が全てリセットされるため、必要に応じて再設定しなければなりません。詳しい初期化の手順はメーカーや機種によって異なるため、別記事または各メーカーの公式サポートページをご覧下さい。
BIOSを初期化する方法はこちら
故障している場合は修理・買い替えを検討する
上記の対処法を全て試しても改善しない場合、キーボード本体またはパソコン本体の物理的な故障が原因である可能性が高いです。その場合の対応策は、以下が考えられます。
- メーカーや修理業者に修理を依頼する
- 保証期間内であればメーカーへ問い合わせる
- 外付けキーボードに買い替えて内蔵キーボードの代替として使用する
- パソコン自体を買い替える(ノートパソコンの場合)
外付けキーボードへの切り替えは、ノートパソコンの内蔵キーボードが故障した場合でも作業を継続できる手軽な手段です。
キーボードの反応が悪い・反応しない時の買い替えはNEC Directがおすすめ!
パソコンの買い替えを検討する際は、NEC Directの利用がおすすめです。NEC DirectはBTO(Build To Order)に対応しており、CPUの種類・メモリ容量・ストレージ容量・OSの種類・Microsoft Officeの有無などを細かく選択でき、自分に合った構成で注文できます。量販店のカタログモデルとは異なり、用途や予算に合わせてカスタマイズできる点が魅力です。ベースモデルのラインナップも充実しており、個人向けのLAVIEシリーズや法人向けのVersaPro・Mateシリーズなど、ノートパソコン・デスクトップパソコン・タブレットで多岐にわたる製品を取り扱っています。キーボードの不具合をきっかけに買い替えを考えている人は、ぜひNEC Directでご自身にぴったりの一台を探してみて下さい。
NEC LAVIE公式サイトはこちら
キーボードの反応が悪い・反応しない時は対処法を試してみよう
キーボードの反応が悪い・反応しない原因は、設定の問題からドライバーの不具合、ホコリによる接触不良まで多岐にわたります。まずは簡単に試せる設定変更や再起動から始め、改善しない場合はドライバーの更新やシステムの修復へと順番に進めていきましょう。それでも解決しない場合は、修理や買い替えも視野に入れて検討してみて下さい。
NEC Directは、オフィスワークにおすすめのスタンダードモデルから、クリエイティブワークに対応できるハイスペックモデルまで販売しています。公式サイトでは、オトクなキャンペーン情報も掲載しているので、ぜひチェックしてみて下さい。
NEC Directのキャンペーン情報はこちら
NEC LAVIE公式サイトはこちら



