Windows 11のメモリ・ストレージ容量はどれくらい?
用途別のおすすめ容量を解説
2024.01.16(TUE)
2026.07.28(TUE)
Windows 11を快適に使用するには、システム要件を満たすことに加え、十分なメモリ容量・ストレージ容量を搭載したパソコンであることが大切です。メモリ容量が不足すると、処理スピードの低下やフリーズなどが起きる原因になります。ストレージ容量が不足しても、動作が重くなるため注意が必要です。適切なメモリ容量やストレージ容量は用途によって異なるため、使い方による推奨メモリ容量・推奨ストレージ容量を把握しておくことが重要です。この記事では、Windows 11のシステム要件やメモリ容量・ストレージ容量ごとにおすすめの用途を紹介します。パソコンのメモリ容量・ストレージ容量にお悩みの人は、ぜひ参考にして下さい。
Windows 11が推奨するメモリ・SSD容量とは?システム要件の情報を紹介
Windows 11をインストールするには、システム要件を満たす必要があります。Microsoftが公開しているWindows 11のシステム要件は以下の通りです。
| 項目 | 要件 |
|---|---|
| CPU | 1GHz以上、2コア以上の64ビット互換プロセッサーまたは SoC(System on a Chip) |
| メモリ | 4GB以上 |
| ストレージ | 64GB以上 |
| システムファームウエア | UEFI、セキュアブート対応 |
| TPM | バージョン2.0 |
| グラフィックス | DirectX 12以上・WDDM 2.0ドライバーに対応 |
| ディスプレイ | 9インチ以上、8ビットカラーの720pディスプレイ |
| インターネット接続 | インターネット接続とMicrosoftアカウント(個人向けWindows 11 Home・Proは初期設定時)が必要 |
メモリ4GBはギリギリなので注意
Windows 11のシステム要件には、最低でも4GBのメモリ容量が指定されていますが、実際の動作を快適に行うためには、この容量では不足を感じる場面が考えられます。Windows10の時代には、4GBのメモリを搭載したパソコンでも日常の作業を支障なく行える環境も存在しました。しかし、Windows 11になり、システムの進化や新機能の追加、アプリケーションの要求スペックの向上などを考慮すると、最低でも8GBのメモリを搭載したパソコンの使用が推奨されます。
搭載ストレージはHDDではなくSSD!容量64GBでは足りないので注意
Windows 11の推奨ストレージはSSDです。最小ストレージ要件は64GBとされていますが、実際の運用では支障が出やすいため注意しましょう。64GBが不足しやすい主な理由は、以下の通りです。
- OSのインストールだけで相当な容量を消費する
- Windows Updateの度に一時ファイルが生成され、空き容量を圧迫する
- アプリや個人ファイルを保存する余裕がほとんどない
64GBはあくまで「動作する最小値」であり、快適に使える実用的な容量とはいえません。日常的にパソコンを使うのであれば、余裕のある容量を選ぶことが大切です。
【Windows 11】SSDの容量別!おすすめ用途を解説
SSDの適切な容量は、使い方によって異なります。容量ごとの使い方の目安は、以下の通りです。
- 256GBはライトな使い方をする人向け
- 512GBは動画やゲームも保存したい人向け
- 1TBは大容量のデータを保存したい人向け
- 2TB以上はプロのクリエイター向け
各容量がどのような使い方に向いているのか、詳しく解説します。
256GBはライトな使い方をする人向け
256GBが向いている人の特徴は、以下の通りです。
- WebブラウジングやWord・ExcelなどMicrosoft Officeの利用が中心の人
- 動画や写真などの容量が大きいファイルをあまり保存しない人
- OneDriveなどを活用する人
OSやアプリの容量を差し引くと、実際に使える空き容量は限られます。こまめなファイル整理を習慣にできる人であれば、256GBでも十分に活用できるでしょう。
512GBは動画やゲームも保存したい人向け
512GBが向いている人の特徴は、以下の通りです。
- 動画や写真などのメディアファイルをある程度ローカルに保存したい人
- PCゲームを数本インストールして楽しみたい人
- Microsoft Officeに加え、複数のアプリを同時に利用する人
512GBは、現在販売されているパソコンでスタンダードな容量です。日常的な作業から趣味の利用まで幅広くカバーでき、多くの用途でバランスが取れた選択肢といえます。
1TBは大容量のデータを保存したい人向け
1TBが向いている人の特徴は、以下の通りです。
- 複数の大容量PCゲームを同時にインストールしておきたい人
- 高画質動画や大量の写真をローカルに保存したい人
- 動画編集や音楽制作など、比較的負荷のかかるクリエイティブ作業を行う人
512GBでは心もとないと感じる場面が多い人や、長期間ストレージを増設せずに使いたい人にとって、安心感を持って使える容量です。容量を気にせず多くのデータを保存できる点が魅力になります。
2TB以上はプロのクリエイター向け
2TB以上が向いている人の特徴は、以下の通りです。
- 4K・8Kなど超高画質の動画を編集・保存するプロのクリエイター
- 大量のRAWデータを扱うフォトグラファー
- 業務用のソフトウエアや開発環境など、容量が大きいツールを多数使用するエンジニアや開発者
一般的な用途では過剰になりやすいですが、プロ用途では作業効率を維持するために必要な容量です。業務の種類や扱うデータ量に応じて検討するとよいでしょう。
Windows 11のSSD容量を選ぶ時の注意点
Windows 11のSSD容量を選ぶ時の注意点は、以下の通りです。
- Windows上では少し容量が少なく認識される
- OSや利用するアプリの容量も考慮する
- SATA接続よりNVMe接続のM.2 SSDの方が速い
各注意点について、詳しく解説していきます。
Windows上では少し容量が少なく認識される
SSDの表記容量とWindows上で認識される容量は一致しません。メーカーは1GB=1,000,000,000バイトで計算するのに対し、Windowsは1GB=1,073,741,824バイトで計算するため、表示上の容量が少なくなります。具体的な目安は以下の通りです。
- 256GB:Windowsでは約238GB前後として認識される
- 512GB:Windowsでは約476GB前後として認識される
- 1TB:Windowsでは約931GB前後として認識される
購入時の容量表記より実際に使える容量は少なくなります。この点を理解した上で、余裕を持った容量を選ぶことが大切です。
OSや利用するアプリの容量も考慮する
SSDが実際に使用できる容量から、さらにOSとアプリが占める容量を差し引く必要があります。Windows 11のインストール後には、OSだけで27GB以上の容量が消費されます。さらに、Microsoft Officeやブラウザ、セキュリティソフトなど一般的なアプリを複数インストールすると、追加で数GB〜十数GB程度が必要になります。加えて、Windows Updateの更新ファイルや一時ファイルも容量を消費するため、空き容量には余裕を持たせることが重要です。スペック表の容量よりも、データ保存に実際に使える容量はかなり少なくなる点を念頭に置いて検討しましょう。
SATA接続よりNVMe接続のM.2 SSDの方が速い
SSDには接続方式や規格の違いがあり、選ぶ規格によって読み書き速度が大きく異なります。主な種類と特徴は以下の通りです。
- SATA接続のSSD:広く普及しており互換性が高いが、速度はNVMe接続より劣る
- NVMe接続のM.2 SSD:SATA接続より大幅に高速で、近年のパソコンの主流となっている
容量だけでなく、接続規格も購入時の確認ポイントの一つです。特に起動速度やファイルの読み書き速度を重視する人は、NVMe接続のM.2 SSDを選ぶと快適に使えます。
Windows 11のSSD容量を確認する方法
Windows 11では、設定画面からSSDの使用状況や残り容量を手軽に確認できます。確認手順は以下の通りです。
1.「スタートボタン」をクリックして「設定」を開く
2.左側メニューの「システム」を選択する
3.「ストレージ」をクリックする
4.ドライブごとの使用状況と空き容量が表示される
「ストレージ」の画面では、カテゴリ別にどの種類のファイルがどのくらいの容量を使っているかも確認できます。SSDが複数ある場合や外付けストレージがある場合も、同じ画面で切り替えて確認が可能です。定期的にチェックしておくと、容量不足になる前に対処しやすくなります。
Windows 11のSSD容量が足りない!おすすめの対処法とは?
SSDの容量が不足してきた時に取れる対処法は複数あります。状況に応じた対処法は以下の通りです。
- 不要なファイルやアプリを削除してストレージを解放する
- Windowsの「ストレージセンサー」を活用して一時ファイルを自動削除する
- OneDriveなどのクラウドストレージにデータを移行する
- 外付けSSDやUSBメモリに写真・動画などのデータを移す
- 内蔵SSDを容量の大きいものに換装する(対応機種に限る)
まずは手軽にできる、不要ファイルの削除やクラウド活用から試してみましょう。それでも解消しない場合は、SSDの換装や外付けストレージの追加を検討して下さい。さらに詳しい内容については、以下の記事で詳しく解説しています。
Windows 11のストレージ容量を確保する詳しい方法はこちら
【Windows 11】メモリ容量ごとのおすすめ用途!
適切なメモリ容量も、使い方によって異なります。ここからは、32GB・16GB・8GBのおすすめの用途について解説します。
Windows 11で32GBのメモリが推奨される用途
32GBのメモリが推奨される用途は以下の通りです。
- 高解像度の動画編集
- 3DCG・3DCADソフトを使用した複雑な処理
- 高画質な超大作の新作PCゲーム・VRゲーム
- ゲーム実況などの動画配信
- 複数の作業を同時進行
それぞれ詳しく解説します。
高解像度の動画編集
高解像度の動画編集を行う際には、より多くのメモリがあるといいでしょう。高解像度の動画とは、4Kや8Kといった高品質な映像を指します。これらの動画は解像度が高いためデータ量も非常に大きくなります。
動画編集のプロセスでは、トリミングやエフェクトの適用など、大量のデータをリアルタイムに処理しなければなりません。このような負荷のかかるタスクをスムーズに実行するためには、一時的にこれらの大きなデータを保存し、すばやくアクセスできるメモリの容量が求められるのです。
3DCG・3DCADソフトを使用した複雑な処理
3DCG・3DCADソフトは、高度な画像処理能力を必要とするソフトウエアです。これらを使用する際は、一般的に16GB以上のメモリが推奨されます。しかし、より速い動作が必要な場合や複雑な作業を快適に行いたい場合は、32GB以上が良いでしょう。例えば、高解像度のテクスチャを使用したモデリングや、多数のポリゴンを含むシーンのレンダリングなどが挙げられます。また、32GBのメモリがあれば、複数のプロジェクトを同時に開いたり、大規模なデータセットを扱ったりする際にもスムーズな操作が可能です。そのため、プロフェッショナルな制作環境では、32GB以上のメモリを搭載したパソコンを選択しましょう。
高画質な超大作の新作PCゲーム・VRゲーム
昨今のゲーム業界では、オープンワールドの超大作ゲームが非常に人気を集めています。このようなゲームは、プレイヤーが自由に探索できる広大なゲームの世界を提供するため、細かいグラフィックや多数のキャラクター、さまざまなイベントやアクションのデータをリアルタイムで処理する必要があります。この時、メモリが重要な役割を果たします。より多くのメモリが搭載されていると、ゲーム内で場面を転換する際などのロード時間の短縮や、画質の向上、多くのキャラクターが画面上に表示されても動作が滞らないといったメリットを得られます。
4K解像度や高フレームレートでゲームをプレイしたい場合も、32GB以上のメモリがあると快適です。また、高精細な3DCGを活用したVRゲームや、大人数で参加するソーシャルVRも、32GB以上のメモリがあればよりスムーズなゲーム体験が可能になります。例えば、VRチャットアプリでは、多数のアバターや複雑な3D空間を同時に表示する必要があるため、メモリ容量が多いほど安定した動作が期待できます。最新のゲームやVR体験を最高の品質で楽しみたい人には、32GBのメモリ容量がおすすめです。
ゲーム実況などの動画配信
動画配信サイトにおいて、ゲーム実況などの動画配信は非常に人気を集めています。ゲーム実況者やストリーマーは、ゲームをプレイしながらその様子をリアルタイムで配信するため、複数のアプリケーションやソフトウエアを同時に動作させる必要があります。例えば、ゲームの実行、音声や映像の保存、エンコード、そして実際のストリーミングといったさまざまなタスクが重なります。これらのタスクを同時にスムーズに行うためには、大量のメモリが必要とされます。
複数の作業を同時進行
現代の仕事環境やプロジェクト作業において、一つのソフトウエアだけを使用して作業を行うことは少なくなってきました。特にグラフィックやデザインの作業では、レイアウトを行うソフトウエアと画像編集のソフトウエアを同時に起動して連携させて作業することが一般的です。
また、データの分析のようなタスクでは、大量のデータを扱うためにバックグラウンドでの処理が求められることが多く、その際にも複数の高負荷なソフトウエアが同時に動作することが一般的です。こういった複数のソフトウエアを同時に動かす場面で、それぞれのソフトウエアが必要とするデータをリアルタイムでメモリ上に保持するため、大量のメモリ容量が必要となります。
Windows 11で16GBのメモリが推奨される用途
16GBのメモリが推奨される用途は以下の通りです。
- フルHDの簡単な動画編集
- 画像加工、画像編集
- 3DCG・3DCADソフトを使った簡単な処理
- 負荷の軽いPCゲーム・VRゲーム
- イラスト、マンガ制作
- プログラミング
各項目の具体的な内容を説明します。
フルHDの簡単な動画編集
横3840×縦2160ピクセルの4Kや横7680×縦4320ピクセルの8Kのような高解像度の動画は、大きなデータ量を持っているため編集時に大容量のメモリが求められることが多いです。一方、フルHDの解像度は横1920×縦1080ピクセルと、これらに比べて低くデータ量もそれほど大きくありません。特にシンプルなカット編集や基本的なエフェクトの追加といった編集では、16GBのメモリでも十分でしょう。
画像加工、画像編集
デジタルカメラで撮影した写真の現像や加工・編集を行うソフトウエアは、高解像度の写真やRAW形式のような非圧縮フォーマットを扱う時に、一時的に多くのメモリを必要とします。特に、複数のレイヤーやエフェクトを用いる作業では、データの読み書きの迅速さが求められます。しかし、32GBのメモリは必ずしも必要ではなく、16GBのメモリを持つパソコンでも十分です。大量の写真データの処理でも遅延やフリーズを抑えたスムーズな作業ができるでしょう。
3DCG・3DCADソフトを使った簡単な処理
3DCGや3DCADソフトウエアは、前述した通り16GB以上のメモリを推奨しているケースが多いため、簡単な処理であれば16GBでも十分に対応できます。例えば、シンプルな形状の静物や、単純な動きのキャラクター制作などです。ただし、複数のソフトウエアを同時に使用するマルチタスクが必要な場合は、32GBにしておく方が無難です。16GBをベースに、作業内容や将来のステップアップなども考慮して選択しましょう。
負荷の軽いPCゲーム・VRゲーム
16GBのメモリ容量があれば、それほど高スペックを必要としないゲームやフルHD解像度のゲームに対応できます。スペックをカスタマイズできるBTO(Build To Order:受注生産)パソコンでも16GBが標準のケースが多く、ゲームをする上での基準となる容量です。また、高負荷のゲームでも、高い画質やフレームレートを求めなければプレイできます。例えば、人気のオンラインゲームの多くは16GBのメモリで快適にプレイできます。ただし、より滑らかな動作や短いロード時間を求める場合は、32GBへのアップグレードを検討するとよいでしょう。
イラスト、マンガ制作
イラストやマンガの制作は、動画編集やデータ分析に比べて、パソコンへの負荷が低いことが多いです。データのサイズや処理内容を鑑みると、16GB程度のメモリを有するパソコンでも、作業は十分にスムーズに進められます。たとえ複雑なレイヤー構造や大きなキャンバスサイズを使用する場合でも、16GBのメモリで適切に対応できます。
プログラミング
プログラミングとは、コードを書いてソフトウエアやWebサイトを開発する作業のことです。学習目的であれば8GBのメモリでも対応できますが、Webサービスの開発やAIの活用などを行う場合は16GBを選択した方が良いでしょう。アプリ開発で仮想環境を利用する場合も、処理するデータ量が増えるため16GB以上がおすすめです。例えば、Android™ Studioなどの統合開発環境を使用する際、エミュレータを起動しながらコーディングを行うとメモリ使用量が増加します。また、大規模なプロジェクトやデータ分析を伴う開発では、より多くのメモリが必要になる場合があります。
Windows 11で8GBのメモリが推奨される用途
8GBのメモリが推奨される用途は以下の通りです。
- 書類作成などの事務作業
- Webサイト閲覧・SNS投稿
- 配信動画の視聴
各項目の理由について解説します。
書類作成などの事務作業
Microsoft Officeを使用した書類作成やその他の事務作業は、パソコンの負荷が比較的低い作業のため、大容量のメモリは必ずしも要求されません。特にノートパソコンを利用している場合、同時に多数のソフトを起動することは少なく、8GBのメモリでも十分に快適に作業を進めることができます。
Webサイト閲覧・SNS投稿
Webサイトの閲覧やSNSへの投稿は、パソコンのメモリに大きな負荷をかける作業ではありません。さらに、投稿用の画像加工も、特に高解像度の画像ではない場合、メモリの消費は限定的です。そのため、8GBのメモリを搭載したパソコンでも、これらの作業は十分にスムーズに実行することができます。日常的なWebの利用や簡単な画像編集の範囲内であれば、8GBのメモリでも問題ありません。
配信動画の視聴
ストリーミング動画の視聴は、パソコンよりもメモリ容量の少ないスマホでもスムーズに行うことができます。パソコンにとっては、必ずしも大容量のメモリを要求する処理ではないのです。フルHDクラスの動画であっても、8GBのメモリを搭載したパソコンならば、快適に楽しめるはずです。
Windows 11の推奨メモリは結局何GBなの?
これまで32GB、16GB、8GBといったメモリ容量ごとのパソコンの用途について解説してきましたが、多くの人が「自分にとって最適なメモリ容量はどれくらいなのか」と疑問に感じるでしょう。実際の使用シーンや必要なタスクに応じて、必要なメモリ容量は異なります。また、メモリだけでなくCPUなどのその他のスペックも考慮することが大切です。全体的なスペックの検討ポイントを紹介します。
パソコンをそれほど活用しない人は8GBがちょうど良い
パソコンを基本的な作業にしか使用しない人にとって、8GBのメモリはちょうど良い選択肢です。一般的なオフィスワークやWebブラウジング、動画視聴などの用途であれば、8GBで十分な性能を発揮します。例えば、Microsoft Officeを使用した文書作成や、YouTubeの動画視聴、SNSの利用などが快適に行えます。また、8GBのメモリを搭載したパソコンは価格も比較的安いため、コストを抑えて購入したい人にもおすすめです。ただし、複数のアプリを同時に使用するマルチタスクが必要な作業を行う場合は、メモリが不足する恐れがあるため16GBも検討しましょう。
快適に動作させるなら16GBが一番無難なメモリ容量
現在のコンピューターの使用状況を考えると、16GBは無難なメモリ容量と言えます。これは、16GBのメモリが多様なタスクや作業に柔軟に対応できるためです。一般的なWebブラウジングから、動画視聴、書類作成、そしてある程度の画像や動画編集まで、16GBのメモリを持つパソコンでは、ほとんどの場面でメモリ不足を感じることは少ないと考えられます。
高負荷の用途に使う人・長期目線で購入する人は32GBを検討
クリエイティブワークや複数の高負荷アプリを使ったマルチタスクには、32GB以上のメモリがおすすめです。32GBあれば、多くの用途で安定した動作が期待できます。例えば、動画編集ソフトを使用しながら、同時に画像編集ソフトや3DCGソフトを起動しても、パフォーマンスの低下を抑えられるでしょう。また、長時間作業時でもパフォーマンスを維持しやすいのが32GBのメリットです。ソフトウエアの高度化に伴い推奨メモリの容量も増加傾向にあります。将来的なアップデートや新しいアプリにも対応したい場合も、32GBを検討するとよいでしょう。
Windows 11のメモリ容量を確認する方法
現在のパソコンの動作に不満を感じる場合、搭載しているメモリ容量をチェックすることをおすすめします。これまで説明した通り、メモリ容量はパソコンの動作速度や快適さに大きく影響しますので、十分な容量がないと効率的な動作が得られません。新しいパソコンを購入するなら、現在のメモリ容量よりも多くすることでより快適な体験が期待できます。
Windowsパソコンのメモリ容量を確認するには、スタートメニューを開き、「設定」を選択します。そこから「システム」をクリックし、「情報」を選ぶと「インストールされているRAM」という項目で確認できます。
Windows 11でメモリを選ぶ際は種類も確認しよう!(DDR5推奨)
メモリを選ぶ際は、容量だけでなく規格にも注目する必要があります。メモリには複数の規格があり、現在主流なのはDDR4とDDR5です。DDRとは「Double Data Rate」の略で、データ転送速度を表します。新しい規格のDDR5は、前世代のDDR4と比べて高速なデータ転送が可能です。また、省電力性にも優れており、同じ性能を発揮する際の消費電力が少なくなっています。そのため、新しくパソコンを購入する場合はDDR5を採用したメモリを選択することをおすすめします。
Windows 11のメモリを増設・交換する際の注意点
メモリ不足を解消するために増設・交換する際の注意点は、以下の通りです。
- DDR3とDDR4、DDR5は互換性がない
- マザーボードが対応するメモリの規格・種類や空きスロットを確認する
- マルチチャネルの方が転送できるデータ量が多い
各注意点の詳細を解説します。
DDR3・DDR4・DDR5は互換性がない
DDR3・DDR4・DDR5のメモリは互換性がないため、増設や交換時には注意が必要です。互換性がない理由は、物理的な形状と電圧の違いにあります。例えば、DDR3とDDR4はメモリスロットの切り欠きの位置が異なるため、物理的に取り付けることができません。そのため、メモリを増設する際は、必ず現在使用しているメモリの規格を確認し、同じ規格のものを選ぶことが重要です。対応していない規格を搭載したい場合は、マザーボード を取り替える必要があります。
マザーボードが対応するメモリの規格・種類や空きスロットを確認する
パソコンに搭載できるメモリの種類や規格は、マザーボードによって決まります。前述した通り、対応していないメモリを購入すると搭載できないため注意が必要です。そのため、メモリを増設する前に、パソコンの説明書や公式ホームページの製品情報、タスクマネージャーのパフォーマンスタブなどでメモリの規格や種類を確認しておきましょう。
また、メモリには、デスクトップパソコン用のDIMMや、ノートパソコン用のS.O-.DIMMなどの種類があります。さらに、空きスロットがないと増設できないため、現在いくつ空きスロットがあるかも確認しておくことも大切です。これらの情報を事前に把握することで、適切なメモリを選択し、スムーズに増設作業を行うことができます。
マルチチャネルの方が転送できるデータ量が多い
メモリのチャネル数は、データ転送量に影響を与える重要な要素です。一般的なパソコンではデュアルチャネルが主流ですが、ハイスペックモデルでは、3枚1組で動作するトリプルチャネルや4枚1組で動作するクアッドチャネルなども存在します。デュアルチャネルは、シングルチャネルと比べて理論上2倍のデータ転送量を実現できます。これは、2本のメモリを同時に使用することで、データの読み書きを並列で行えるためです。例えば、8GBのメモリを2枚使用してデュアルチャネルを構成すると、16GBのシングルチャネルより高速なデータ転送ができます。そのため、パフォーマンスを重視する場合は、デュアルチャンネル以上の構成を検討するとよいでしょう。
Windows 11のパソコンを購入する際はCPUなどのスペックにも注目!
パソコンの快適な動作には、メモリ容量だけでなく、CPUの性能やグラフィックボード、SSDも重要です。特に、高速な読み書きが可能なSSDの採用は、アプリケーションの起動やデータのアクセス速度を格段に向上させます。さらに、ディスプレイの解像度やリフレッシュレートも、視覚的な快適さに影響を与える要因です。したがって、パソコン選びでは、これらの要素を総合的に考慮し、用途や予算に合わせた選択が必要です。
好きなメモリ・ストレージ容量のパソコンが買えるNEC Directのおすすめモデル
NEC Directでは、お客様のニーズに合わせてパソコンをカスタマイズして購入することが可能です。特に、CPUのメーカーやグレード、メモリやストレージの容量などの仕様を自分の用途や好みに応じて選択できます。ここでは、NEC Directのおすすめモデルを紹介しましょう。
※スペック表はカスタマイズモデルのものです。
おすすめのパソコン「 LAVIE Direct A27」
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「LAVIE Direct A27」は、オールインワンのデスクトップパソコンで、27型ワイドのフルHD IPS液晶ディスプレイを搭載。どの角度から見てもクリアな映像を提供し、高さや角度も調整可能です。メモリ容量は8GB・16GB・32GB、高性能な第13世代のIntel® Core™ i5/i7と高速なSSDも選択可能です。さらに、HDMI端子でのマルチディスプレイ環境や、Windows 11 Pro、Microsoft Officeといった豊富なカスタマイズ選択肢が特徴です。23.8型ワイドディスプレイでよりコンパクトなLAVIE Direct A23もあります。
| OS | Windows 11 (Home/Pro) |
|---|---|
| CPU | Intel® Core™(i7-1355U/i5-1335U) |
| グラフィックボード(GPU) | Intel® Iris® Xe グラフィックス/Intel® UHD グラフィックス(CPUに内蔵) |
| メモリ | 8GB・16GB・32GB |
| ストレージ(SSD) | 256GB・512GB・1TB・2TB |
| 外部インターフェイス | ・USB Type-C × 1 ・USB Type-A × 3 ・HDMI × 1 ・LAN × 1 ・ヘッドフォンマイクジャック × 1 ・SDメモリーカードスロット × 1 |
| 画面サイズ | 27型ワイド スーパーシャインビューLED IPS液晶 (広視野角・高色純度)(フルHD) |
| 重量(本体のみ) | 約11㎏ |
使いやすいスタンダード・ノート「LAVIE Direct N16」
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「LAVIE Direct N16」は、趣味や仕事に幅広く活用できるスタンダードなノートパソコンです。視野角の広い16型IPS液晶(WUXGA:1920×1200)を搭載しており、どこから見ても同じ色合いを楽しめます。また、コンテンツの視聴やデータの保存に便利なDVD/CDドライブやブルーレイドライブを選択可能です。さらに、数値の入力に役立つテンキーや、HDMIやUSB Type-Cなど豊富なインターフェースを搭載しています。普段使いするパソコンとしておすすめの製品です。
| OS | Windows 11(Home/Pro) |
|---|---|
| CPU | Intel® Core™(i7-1360P/i7-1355U/i5-1335U/i3-1315U) |
| グラフィックボード(GPU) | Intel® UHD グラフィックス Intel® Iris Xe グラフィックス(メモリ32GBの場合)(どちらもCPUに内蔵) |
| メモリ | 8GB・16GB・32GB |
| ストレージ(SSD) | 約256GB・約512GB・約1TB |
| ディスプレイ | 16.0型ワイド スーパーシャインビューLED IPS液晶(広視野角)(WUXGA:1920×1200) |
| 外部インターフェイス | ・USB Type-C × 1 ・USB Type-A × 2 ・HDMI × 1 ・LAN × 1 ・ヘッドフォンマイクジャック × 1 |
| 重量 | 標準バッテリー:約2.1㎏ 大容量バッテリー:約2.2㎏ |
| バッテリー駆動時間(アイドル時) | 標準バッテリー:約6時間 大容量バッテリー:約10時間 |
軽くて丈夫なモバイルパソコン「LAVIE N13 Slim」
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「LAVIE N13 Slim」は、約1,175gの軽量ボディと15mmの薄型設計を両立したモバイルノートパソコンです。アメリカ国防総省の品質基準となるMIL規格に準拠した耐久試験をクリアしており、毎日持ち運ぶ場合でも安心感があります。ストレージはNVMe接続のM.2 SSDを採用しており、容量を256GB・512GB・1TBから選択が可能です。メモリも最大16GBまでカスタマイズできます。インターフェースも充実しており、USB Type-CやType-A、HDMIやmicro SDメモリカードスロットを備えています。普段使いのモバイルパソコンとして、非常に使いやすいモデルです。
| OS | Windows 11(Home/Pro) |
|---|---|
| CPU | AMD Ryzen™(7 7735HS/5 7535HS) |
| グラフィックボード(GPU) | AMD Radeon™ 680M/660M グラフィックス(どちらもCPUに内蔵) |
| メモリ | 8GB・16GB |
| ストレージ(SSD) | 約256GB・約512GB・約1TB |
| ディスプレイ | 13.3型ワイド LED IPS液晶(広視野角・高輝度・高色純度・ノングレア) (WUXGA:1920×1200) |
| 外部インターフェイス | ・USB Type-C × 2 ・USB Type-A × 2 ・HDMI × 1 ・LAN × 無し/USB-LAN変換アダプタ ・ヘッドフォンマイクジャック×1 microSDメモリーカードスロット×1 |
| 重量 | 約1,175g |
| バッテリー駆動時間(アイドル時) | 約19.7時間 |
Windows 11のおすすめメモリ・ストレージ容量は使い方次第!
自分に合った容量を見極めよう
Windows 11のメモリ・ストレージ容量は、システム要件を満たした上で用途に合った容量を選択することが重要です。オフィスワークやクリエイティブワーク、エンターテインメントなど、具体的な用途を洗い出してメモリ・ストレージ容量を検討しましょう。また、メモリの増設や交換を検討する際は、メモリの種類や規格、空きスロットの数なども確認して適切な製品を購入して下さい。
NEC Directでは定期的にセールキャンペーンを展開しています。特にカスタマイズモデルにおいては、メモリ・ストレージ容量をお得な価格で増設するチャンスや、特定の商品を割引価格で購入できるクーポンが提供されることもあります。メモリ容量を増やしたパソコンの購入を検討している人は、NEC Directのセールやキャンペーンをチェックしてみて下さい。
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