デスクトップPC・ゲーミングPCの置き場所とは?
デスク上・床・ラックの良しあしを紹介
2026.07.28(TUE)
2026.07.28(TUE)
デスクトップパソコンやゲーミングPCの置き場所は、通気性・ホコリ・安全性などを考慮した上で決める必要があります。デスクの上・床・ラックなどがあり、それぞれにメリットとデメリットがあるため、あらかじめ把握しておくことが大切です。適切な場所に設置することで、パソコンのパフォーマンスを十分に発揮しながら、安全に長く使い続けることができます。この記事では、デスクトップパソコンやゲーミングPCの置き場所の選び方から避けるべき場所・安全な運び方まで詳しく解説します。
デスクトップパソコンの置き場所はどうする?
タイプ別の重さ・サイズの目安を紹介
デスクトップパソコンやゲーミングPCの置き場所を決める上で、重さやサイズは大切な判断基準になります。重さやサイズを把握せずに置き場所を決めると、デスクや棚が耐荷重オーバーになるリスクがあるため注意が必要です。ここでは、フォームファクター(筐体サイズ)別のサイズ・重量の目安と、パーツ構成による重さの違いについて解説します。
フルタワー
フルタワーは、デスクトップパソコンの中で最も大型のケースです。複数のグラフィックボードや多数のストレージを搭載できる拡張性の高さが特徴で、ハイエンドゲーミングPCや動画・3DCG制作用のパソコンなどにも採用されています。モデルによって異なりますが、重量は18kg前後、サイズは高さ約60〜70cm・奥行き約50〜60cm・幅約25〜30cm程度になる場合もあり、置き場所は自然と限られます。デスクへの設置は耐荷重の面で難しいケースがあり、床置きや頑丈なラックへの設置が前提となります。
ミドルタワー
ミドルタワーは、フルタワーよりコンパクトなサイズに抑えつつ、十分な拡張性も確保しているケースです。高性能なゲーミングPCやクリエイター向けパソコンなどに採用される傾向があります。重量は13kg前後、サイズは高さ約50〜55cm・奥行き約45〜50cm・幅約20〜25cm程度が目安で、フルタワーより軽量なためデスク上・床・ラックのいずれにも設置しやすいのが利点です。ただし、デスクに置く場合はデスクの耐荷重を事前に確認する必要があります。
ミニタワー
ミニタワーは、ミドルタワーより一回り小さいケースで、重量は10kg前後、サイズは高さ約39〜41cm・奥行き約42〜49cm・幅約21〜22cm程度が目安です。サイズが抑えられている分、置き場所の自由度が高く、設置スペースが限られた環境でも導入しやすいでしょう。ただし、搭載できるグラフィックボードや冷却パーツのサイズに制限が生じる場合があるため、用途に合うスペックであるか確認が必要です。
ミニPC
ミニPCは、手のひらに乗るほどコンパクトなサイズのパソコンです。重量は500g〜1kg前後、サイズは高さと奥行きが11〜13cm程度、幅数cmの小型な製品も販売されています。デスク上の省スペース設置はもちろん、モニター裏へのマウントや棚の隅への設置など、置き場所の自由度が非常に高いのが魅力です。日常的な用途には十分な性能を持ちますが、3Dゲームや動画編集といった高負荷の処理には向かない場合があります。
ケースが同じでも搭載するパーツによって重さは異なる
同じフォームファクターであっても、搭載するパーツの種類や数によって実際の重量は変わります。重さに影響する主なパーツは以下の通りです。
- グラフィックボード:大型の高性能モデルは重くなる
- CPUクーラー:空冷の大型クーラーや水冷ラジエーターは重くなりやすい
- 電源ユニット:容量が大きいほど重くなる傾向がある
- HDDの搭載枚数:複数台になると重くなる
同じケースを使っていてもハイエンド構成ほど重量が増すため、スペック表の数値だけで判断するのは禁物です。購入前には仕様ページやスペックシートに記載された実測重量を必ず確認し、設置場所の耐荷重と照らし合わせることが重要です。
デスクトップパソコン・ゲーミングPCの
置き場所はデスク上・床・ラックのどれが良い?
デスクトップパソコン・ゲーミングPCの主な置き場所は、以下の通りです。
- デスク上
- 床
- ラック
ここからは、各置き場所のメリット・デメリットについて詳しく解説します。
デスク上を置き場所にするメリット
デスクトップパソコン・ゲーミングPCをデスク上に置く主なメリットは、以下の通りです。
- 風通しが良く冷却しやすい
- デザインを楽しめる
- ポートにアクセスしやすい
各メリットの詳しい内容を見ていきましょう。
風通しが良く冷却しやすい
デスク上は空気の循環が良く、吸気・排気をスムーズにしやすい環境です。熱がこもりにくいため、パーツへの負担や熱暴走のリスクを抑えやすくなります。冷却効率が高い状態を維持できると、CPU・GPU・メモリといったパーツの寿命を延ばすことにもつながるため、長く使い続けたい人にとって大きなメリットです。
デザインを楽しめる
RGBライティングや強化ガラスパネルを採用したケースは、デスク上に置くことでその外観を十分に楽しめます。デスク周りのセットアップ全体の見た目にこだわりたい人にとって、視覚的な満足度の高い置き場所です。ゲーミングPCやハイエンド構成のように見た目にこだわったモデルほど、デスクに設置する恩恵を受けやすいでしょう。
ポートにアクセスしやすい
USBポートやイヤホンジャック、SDカードスロットなどのフロントポートが手の届く位置にあるため、周辺機器の抜き差しがスムーズです。外付けストレージやゲームコントローラーなどを頻繁に接続する場合、床置きと比べて操作性が向上します。作業中に手を伸ばすだけでポートにアクセスできるため、作業効率も良くなるでしょう。
デスク上を置き場所にするデメリット
デスクトップパソコン・ゲーミングPCをデスク上に置く主なデメリットは、以下の通りです。
- デスクが狭くなり圧迫感を感じることもある
- 稼働音が気になることがある
- デスクに負担がかかる
詳しいデメリットについて解説します。
デスクのスペースが狭くなり圧迫感を覚えることもある
デスクトップパソコンの筐体はサイズが大きく、デスク上のスペースをかなり占有します。キーボードやマウスを置くスペースが圧迫されたり、マルチモニターがしにくかったりするリスクがあり、デスクが小さいと特にその影響を感じやすいでしょう。ミドルタワー以上の筐体を検討している場合は、デスクのサイズとのバランスをあらかじめ確認することが重要です。
稼働音が気になることがある
デスク上に本体を置くと耳との距離が近くなるため、ファンの回転音や振動音が気になることがあります。高負荷時にはファン回転数が上がり、作業の集中を妨げることもあるでしょう。静音ファンや防振パッドを活用することである程度改善できますが、根本的に音を遠ざけたい場合は、床置きやラックへの設置が効果的です。
デスクに負担がかかる
デスクトップパソコンは数kgから十数kgに達する場合もあるため、デスクの耐荷重を超えるリスクがあります。モニターやキーボードなど、デスクの上に置いている物全ての合計重量が、耐荷重を下回る必要があります。耐荷重を超える重量を無理に設置すると、天板の変形・破損・パソコン本体の落下などにつながるため注意が必要です。設置前には使用するデスクの耐荷重を必ず確認し、余裕を持った重量に抑えましょう。
床を置き場所にするメリット
デスクトップパソコン・ゲーミングPCを床に置く主なメリットは、以下の通りです。
- 小型デスクでも設置できる
- デスク上を広く使える
- 転倒リスクが低い
各メリットの詳細を見ていきましょう。
小型デスクでも設置できる
床にパソコンを置けば、デスクのサイズや耐荷重を気にする必要がなくなります。作業スペースが限られた環境や、コンパクトなデスクを使っている場合でも、フルタワーやミドルタワーといった大型筐体を問題なく設置できます。デスク選びの制約が少なくなる分、部屋のレイアウトや家具選びの自由度が高まる点も床置きのメリットといえます。
デスク上を広く使える
本体をデスクに置かない分、モニターや周辺機器の配置の自由度が高まります。作業スペースが広がることで、資料を広げたり複数のモニターを並べたりといったレイアウトも組みやすくなるでしょう。テレワークや動画編集など、デスク上にさまざまな機器を置く必要がある場合に、床置きは作業環境の快適さを高める効果的な方法です。
転倒時のリスクが低い
床に置いた場合、万が一転倒しても高い位置からの落下ではないため、パーツへの衝撃が小さく、破損・故障のリスクを抑えられます。デスク上から転倒・落下した場合と比べて、ケースやパーツへのダメージが少ない点がメリットです。また、小さな子どもやペットがいる家庭でも、転倒時にけがにつながるリスクが低くなります。
床を置き場所にするデメリット
デスクトップパソコン・ゲーミングPCを床に置く主なデメリットは、以下の通りです。
- ホコリを吸い込みやすい
- 利便性が低下する恐れがある
- 足や物をぶつけやすい
各デメリットについて、詳しく解説します。
ホコリを吸い込みやすい
床付近はホコリが溜まりやすく、パソコンの吸気口から内部にホコリが入り込みやすい環境です。ホコリが蓄積すると冷却効率の低下やショートの原因になるため、フィルターの定期清掃やこまめな掃除が必要になります。床に置く場合、数千円で購入できるデスクトップパソコン用のスタンドに載せて床から数cm持ち上げるだけで、ホコリの吸い込みをある程度緩和できます。
利便性が低下する恐れがある
USBポートや電源ボタンが低い位置になるため、床置きでは操作の度にかがむ必要があります。延長ケーブルやUSBハブを活用することで利便性を補えますが、配線が増える分ケーブルの取り回しが煩雑になりやすい点に注意が必要です。また、内部清掃やパーツ交換といったメンテナンスも、デスク上に比べて作業しにくくなります。
足や物をぶつけやすい
床に置いたパソコン本体は、足やイスのキャスター、掃除機などをぶつけるリスクがあります。本体への衝撃はHDDのデータ破損やケーブルの抜けにつながる可能性があるため、壁際や机の下など日常の動線から外れた場所に設置しなければなりません。床に置く際は、必要に応じて保護カバーの設置なども検討しましょう。
ラックを置き場所にするメリット
デスクトップパソコン・ゲーミングPCをラックに置く主なメリットは、以下の通りです。
- デスク上・床のメリットを得られる
- キャスター付きであれば移動やメンテナンスがしやすい
- 周辺機器も収納できる製品もある
各メリットについて、詳しく解説します。
デスク上・床のメリットを得られる
適切な高さのラックを選ぶことで、デスク上と床置きそれぞれのメリットを得られます。ラックや棚の高さを調整することで、使いやすいポートの位置や通気性を確保しつつ、床のホコリ問題も回避できます。デスク上・床それぞれの弱点を補えるため、ラックへの設置は優位性の高いデスクトップパソコンの置き場所といえるでしょう。
キャスター付きラックを購入すれば移動や掃除がしやすい
キャスター付きのラックであれば、パソコン本体を抱えて移動させる必要がなく、ラックごと動かせるため背面のケーブル管理や内部清掃がしやすくなります。模様替えや大掃除の際も移動が容易で、重量のある筐体でも一人で動かせるでしょう。ロック機能付きキャスターを選べば、通常使用中のズレや予期せぬ移動も防止できます。
周辺機器も収納できる製品もある
中には、ルーターや外付けHDD・UPS(無停電電源装置)などをまとめて収納できるラックもあります。パソコン周辺の機器を一箇所に集約することで、ケーブル類の取り回しがしやすくなり、デスク周りをすっきりとした状態に保てます。ケーブルが引っかかって抜けてしまうリスクを抑えられる他、ケーブルホルダーなどでまとめやすくなるのもメリットです。
ラックを置き場所にするデメリット
デスクトップパソコン・ゲーミングPCをラックに置く主なデメリットは、以下の通りです。
- 密閉度が高いと熱がこもりやすい
- コストがかかる
詳しいデメリットの内容について解説します。
密閉度が高いと熱がこもりやすい
側面や背面が板で囲われた密閉型のラックは通気性が悪く、内部に熱がこもりやすい傾向があります。熱がこもると冷却効率が低下し、CPU・GPUといったパーツの寿命を縮める原因になるため注意が必要です。ラックを選ぶ際はメッシュパネルや背面・側面の開口部が設けられているかどうかを確認し、エアフローを妨げない構造の製品を選びましょう。
コストがかかる
頑丈で機能的なラックは、価格が高くなる傾向があります。耐荷重・サイズ・キャスターの有無・通気性など、複数の条件を満たそうとするほど製品の価格は上がりやすいため、用途に応じて優先順位を整理して選ぶことが大切です。長期間にわたって使い続けることを想定すれば、初期投資として十分に検討する価値があります。コストを抑えようと耐久性の低いラックを選ぶと、転倒や落下のリスクが高まるため、安全性を考慮して選ぶことが大切です。
デスクトップパソコン・ゲーミングPCの
置き場所は結局どこにすればよい?
デスクトップパソコンの置き場所は、使用環境や目的に合わせて選択しましょう。以下に、置き場所ごとに向いている人の特徴をまとめました。
| 置き場所 | 向いている人 |
|---|---|
| デスク上 | ・ポートへのアクセスを重視する人 ・ゲーミングPCなど外観にこだわりたい人 ・デスクの耐荷重が十分にある人 |
| 床 | ・デスクスペースを広く確保したい人 ・ミドルタワー以上の大型筐体を使う人 ・作業スペースが限られている人 |
| ラック | ・デスク上と床、両方のメリットを求める人 ・周辺機器をまとめてすっきり収納したい人 ・こまめに移動や清掃をしたい人 |
環境や用途、パソコンのサイズを踏まえ、自分のスタイルに合った置き場所を選ぶことが重要です。
デスクトップパソコン・ゲーミングPCの
置き場所を決める時のチェックポイント
デスクトップパソコン・ゲーミングPCの置き場所を決める時のチェックポイントは、以下の通りです。
- 安定感はあるか
- サイドパネルを開けるか
- ポートは使いやすい位置にあるか
- ペットや子どもに触れられないか
- 周辺機器のケーブルが届くか
- デスクの強度に問題はないか
各ポイントの詳しい内容を見ていきましょう。
安定感はあるか
デスクトップパソコンの置き場所は、設置面が水平であること、そして本体がぐらつかないかを確認することが重要です。不安定な場所への設置は転倒・落下によるパーツ破損やけがのリスクにつながります。例えば、傾斜のある棚の端や、奥行きが不十分なスペースへの無理な設置は避けるべきです。設置前にパソコン本体を軽く押して動かないかを確かめておくと、後のトラブルを防ぎやすくなります。床置きの場合も、フローリングの継ぎ目など凹凸のある場所は避け、平らな場所を選ぶことが大切です。
サイドパネルを開けるか
内部清掃やパーツ増設に備えて、サイドパネルを開けるためのスペースが確保されているかを確認しましょう。ラックや棚に設置する場合は左右に十分な空間があるかを意識することが大切です。サイドパネルが開けられない環境では、メンテナンスの度に本体を別の場所へ移動させる手間が発生し、その際に接続ケーブルへの負担もかかります。一般的なミドルタワーのサイドパネルは横方向に大きく開くため、十分な作業スペースを確保しておきましょう。
ポートは使いやすい位置にあるか
USBポートや電源ボタンが、使いやすい高さ・向きになるよう配慮することが重要です。フロントポートが壁や棚板に塞がれると、周辺機器の接続の度に手間が増えます。外付けストレージやゲームコントローラーを頻繁に抜き差しする人は、設置前にフロントポートの位置を確認しましょう。設置後にポートの位置が不便に感じる場合は、USBハブや延長ケーブルの活用を検討して下さい。床置きの場合は特にフロントポートが低くなるため、USBハブをデスク上に置くと利便性が向上します。
ペットや子どもに触れられないか
ペットや子どもが触れやすい場所にデスクトップパソコンを設置すると、本体への衝撃やケーブルを引っ張ることによる故障リスクがあります。柵の内側や高さのあるラックへ設置するなど、アクセスを制限できる環境が理想です。ケーブルがむき出しのまま垂れ下がっていると、引っ張られた際に本体ごと落下する危険があります。配線を工夫しつつ、ケーブルカバーやモールを活用して保護することが有効な対策です。また、電源ボタンの誤操作を防止するために、ボタンカバーや本体をラック内に収納するなども検討するとよいでしょう。
周辺機器のケーブルが届くか
モニター・キーボード・マウス・スピーカーなどの周辺機器とデスクトップパソコンが遠いと、ケーブルの長さが足りない恐れがあります。あらかじめケーブルが届くか確認しておきましょう。延長ケーブルが必要になる距離への設置は、配線の取り回しが煩雑になりやすい他、見た目も悪く断線の原因にもなります。接続ポートの位置と周辺機器の配置を事前に整理しておくと、設置後の配線がスムーズになります。ケーブルの長さに余裕がある場合でも、余分なケーブルをまとめて束ねると見た目がすっきりし、踏み外しや引っかかりも防ぐことができるでしょう。
デスクの強度に問題はないか
デスク上に設置する場合は、デスクの耐荷重がパソコン本体と周辺機器の合計重量を上回るかを確認することが重要です。耐荷重を超えると破損につながるリスクがあり、最悪の場合は落下事故が起きる可能性があります。デスクの耐荷重は、メーカーの仕様ページや取扱説明書で確認できます。本体の実測重量はスペックシートで調べることができ、モニターやスピーカーなど周辺機器の重量と合算した上で、デスクの耐荷重に余裕があるかどうか判断することが大切です。耐荷重に問題がない場合でも、設置した後にデスクのぐらつきがないかも確認しましょう。
デスクトップパソコン・ゲーミングPCの置き場所として避けたい場所
デスクトップパソコン・ゲーミングPCの置き場所として避けたい場所は、以下の通りです。
- 窓際は避ける
- 絨毯の上は避ける
- 通気性の悪い棚の中は避ける
- キッチンの近くは避ける
- モニターの裏は避ける
- エアコンの風が当たる場所やストーブの近くは避ける
- 動線上の設置は避ける
避けるべき理由について、具体的に解説します。
窓際は避ける
窓際は、デスクトップパソコンやゲーミングPCの設置場所として避けるべき環境です。直射日光が当たると本体が高温になり、内部パーツへのダメージや熱暴走リスクが高まります。また、窓際は昼夜の寒暖差によって結露が発生しやすく、基板や端子の腐食・損傷につながる場合もあるでしょう。紫外線によってプラスチックパーツや外装の塗装が劣化・変色しやすくなる点も見逃せません。カーテンやブラインドで日光を遮っている場合でも、熱気がこもりやすいため、窓から離れた場所に設置しましょう。
絨毯の上は避ける
絨毯の上は、デスクトップパソコンやゲーミングPCの設置場所として向いていません。絨毯は静電気が発生しやすく、内部パーツへのダメージにつながります。繊維やホコリも吸い込みやすく、フィルターや冷却ファンが目詰まりを起こしやすい環境です。どうしても絨毯の上に設置せざるを得ない場合は、キャスター付きのラックや専用スタンドを活用して本体を床から浮かせることをおすすめします。小型のスタンドであれば数千円程度なので、負担するコストも少ないです。スタンドを使うことで吸気口の詰まりも防ぎやすくなり、冷却効率の維持につながります。
通気性の悪い棚の中は避ける
通気性の悪い密閉された棚の中は、エアフローが確保できずに熱がこもりやすい環境です。CPUやGPU、ストレージや電源ユニットなどへの熱ダメージが蓄積すると、パーツの寿命を縮める恐れがあります。棚に設置する場合は、背面・側面に十分な空間を確保し、排熱経路をあらかじめ確保しておくことが重要です。本体背面から壁や棚板まで10cm以上の空間を確保することが目安となります。また、開口部のある棚を選ぶことで、空間に余裕のない棚でも安全に設置できるでしょう。
キッチンの近くは避ける
キッチンの近くは、デスクトップパソコンの設置場所としておすすめできません。調理中の油煙や蒸気が本体内部に付着しやすく、パーツの劣化や腐食につながります。湿度が高い状況が続くと基板や端子のサビ・ショートのリスクも高まるでしょう。また、食材のカスや液体が本体にかかれば、故障の直接的な原因になる可能性があります。キッチンと作業スペースが近い間取りの場合は、収納家具や仕切りで油煙・蒸気をなるべく遮断できる場所へ設置するのがおすすめです。
モニターの裏は避ける
モニターの裏は、モニター自体の熱が溜まりやすく、パソコン本体の発熱と合わせて熱がこもりやすい場所です。エアフローもよくない場合が多く、冷却効率が低下してパーツへの負担が増加します。壁に向かって設置する場合は熱の逃げ場がなくなりやすい上、ケーブルが密集して断線や接触不良のリスクもあるでしょう。ミニPCをモニター裏にマウントする製品もありますが、その場合は十分な通気スペースが確保されているか、取り付け前に必ず確認することが大切です。
エアコンの風が当たる場所やストーブの近くは避ける
エアコンの冷風が直接当たると、本体と外気の温度差によって結露が発生し、内部パーツが損傷するリスクがあります。また、ストーブなど熱源の近くは高温環境になるため、冷却が追いつかなくなる可能性があるため注意が必要です。温度変化が激しい環境は、基板や半田部分への熱ストレスを蓄積させる原因にもなります。エアコン・暖房器具からある程度距離をとった場所に設置することに加え、室温は23度以下を目安にしてデスクトップパソコンが高温にならないようにしましょう。
動線上の設置は避ける
人がよく通る動線上への設置は、本体への接触・転倒・ケーブルへの引っかかりが起きやすく危険です。ケーブルを踏んだり引っかけたりすることで、断線や本体落下による故障・けがのリスクが生じます。壁際やデスクの脇など、日常の通行の妨げにならない場所に設置しましょう。また、足元のケーブルはケーブルカバーやマジックテープでまとめておくことも、引っかかりを防ぐ有効な方法です。設置後に実際に歩いてみて、ぶつかりやすい場所がないか確認してみて下さい。
デスクトップパソコン・ゲーミングPCを置き場所まで安全に運ぶ方法
デスクトップパソコン・ゲーミングPCは重量があり精密機器のため、運搬時の取り扱いには注意が必要です。安全に運ぶための主な注意点は以下の通りです。
- 運搬前にデータのバックアップを取り、全てのケーブルを取り外す
- HDDを搭載している場合は、運搬中の振動・衝撃でデータが破損するリスクがあるため、本体を梱包・固定して運ぶ
- 衝撃を吸収できる緩衝材(プチプチや発泡スチロールなど)でしっかりと梱包する
- 長距離・長時間の運搬時はグラフィックボードなど重量のあるパーツを外して別梱包するとよい
- 本体を傾けたまま運ぶと内部パーツがずれたり、パーツに負荷がかかったりする場合があるため、できるだけ水平を保つ
寒暖差が大きい環境からの移動後は、結露が発生している恐れがあります。運搬後はすぐに電源を入れず、数時間常温に置いてから起動しましょう。
置き場所に困らない!NEC Directの
コンパクトなおすすめデスクトップパソコン
NEC Directは、スペックをカスタマイズできるBTO(Build To Order)パソコンを販売しています。ここからは、NEC Directのおすすめデスクトップパソコンをご紹介します。
※スペック表はWeb限定モデルのものです。
コンパクトなミニパソコン「LAVIE Direct DT Slim」
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「LAVIE Direct DT Slim」は、幅約34.5mm・奥行約182.9mm・高さ約179mmという手のひらサイズのコンパクトなデスクトップパソコンです。1リットル程度の筐体なので、デスク上への設置はもちろん、縦置き・横置きの両方に対応しています。また、高い処理性能を持つ第14世代のIntel® Core™ iシリーズを選択でき、日常使いからビジネス用途まで幅広く対応できます。さらに、24型ワイドディスプレイとディスプレイマウント・ブラケットを選択すると、ディスプレイの背面にパソコンを取り付けることが可能です。
| OS | Windows 11(Home/Pro) |
|---|---|
| CPU | Intel® Core™(i7-14700T/i5-14500T/i3-14100T) Intel® プロセッサー 300T |
| グラフィックボード(GPU) | ・Intel® UHD グラフィックス 770/730/710(CPUに内蔵) |
| メモリ | 8GB・16GB・32GB |
| ストレージ(SSD) | 約256GB・約512GB・約1TB |
| 外部インターフェース | ・USB Type-C ×1 ・USB Type-A ×6 ・HDMI × 1 ・DisplayPort × 1 ・LAN × 1 ・ヘッドフォンマイクジャック × 1 |
| 画面サイズ | 23.8型ワイド フルHD(1920×1080) 液晶(広視野角・高色純度・ノングレア) |
| 本体サイズ(横幅/奥行/高さ) | 89.4×190.9×191.2(mm)※スタンド装着時 |
高性能かつ小型のAIパソコン「LAVIE Direct DT」
商品詳細はこちら
「LAVIE Direct DT」は、LAVIE初のデスクトップAIパソコンです。Intel® Core™ Ultraシリーズを採用し、AI処理に特化したNPUを内蔵しています。負荷の高い作業も快適にこなせる他、AI処理も高速です。また、標準で3画面出力、外付けグラフィックボードと増設ポートを組み合わせれば最大6画面出力もできます。コンパクトな筐体ながら拡張性にも優れており、幅広い用途に対応できるスリムタワー型のデスクトップパソコンです。
| OS | Windows 11(Home/Pro) |
|---|---|
| CPU | Intel® Core™ Ultra(5 225/7 265/9 285) |
| グラフィックボード(GPU) | ・Intel® UHD グラフィックス 770(CPUに内蔵) ・Intel® Arc A310 グラフィックス |
| メモリ | 8GB・16GB・32GB・64GB |
| ストレージ(SSD) | 約256GB・約512GB・約1TB |
| 外部インターフェース | ・USB Type-C × 1 ・USB Type-A × 8 ・HDMI × 1 ・DisplayPort × 2(Intel® Arc A310 グラフィックス選択時は4ポート) ・LAN × 1 ・ヘッドフォンマイクジャック × 1 |
| 画面サイズ | 23.8型ワイド フルHD(1920 × 1080) 液晶(広視野角・高色純度・ノングレア) |
| 本体サイズ(横幅/奥行/高さ) | 216×300×345(mm)※スタビライザ設置時 |
一体型で置き場所に困らない「LAVIE Direct A27」
商品詳細はこちら
「LAVIE Direct A27」は、パソコン本体とディスプレイが一体化したオールインワンタイプのデスクトップパソコンです。本体とモニターが一つにまとまっているため、置き場所を考える必要がありません。また、ケーブルの配線は最小限に抑えられ、デスク周りをすっきりと保てます。27型のフルHD(1920×1080)液晶は、画面の高さ・角度調整ができるため、目線に合った快適な作業姿勢を保てます。さらに、ノートパソコンや外部機器をHDMI入力で接続してマルチ画面としても活用できる点も魅力です。
| OS | Windows 11(Home/Pro) |
|---|---|
| CPU | Intel® Core™(i7-1355U/i5-1335U) |
| グラフィックボード(GPU) | Intel® Iris Xe グラフィックス/インテル UHD グラフィックス(どちらもCPUに内蔵) |
| メモリ | 8GB・16GB・32GB |
| ストレージ(SSD) | 約256GB・約512GB・約1TB・約2TB |
| 外部インターフェース | ・USB Type-C × 1 ・USB Type-A × 3 ・HDMI × 1 ・LAN × 1 ・ヘッドフォンマイクジャック × 1 ・SDメモリーカードスロット × 1 |
| 画面サイズ | 27型ワイド スーパーシャインビューLED IPS液晶 (広視野角・高色純度)(フルHD:1920×1080) |
| 本体サイズ(横幅/奥行/高さ) | 615.4×221.0×440.2(mm) |
デスクトップパソコンの置き場所は通気性・安全性を考慮して決めよう!
デスクトップパソコンの置き場所は、デスク上・床・ラックなどがあり、それぞれにメリット・デメリットがあります。デスクや周囲の環境を考慮し、自分に合った置き場所を選びましょう。デスクトップパソコンやゲーミングPCを設置する時は、通気性を確保し、ホコリや熱、直射日光、結露などのリスクを避けることが重要です。また、転倒防止やケーブル管理、ペットや子どもへの配慮など、安全面も考慮した上で設置場所を決めましょう。設置環境を整えることで、パフォーマンスを十分に発揮できる状態を維持できます。
NEC Directは、CPUのグレードやメモリ容量などをカスタマイズできるBTOに対応しています。公式サイトでは、オトクなお買い得セールやアウトレットセールなどの情報も掲載しているので、ぜひチェックしてみて下さい。
NEC Directのキャンペーン情報はこちら
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