【Intel・AMD】CPUの比較一覧表!
比較に必要な知識を徹底解説
2024.04.30(TUE)
2026.10.02(FRI)
CPUを選ぶ際は、スペックやベンチマークスコアを確認することが重要です。ただ数値を見比べるだけでなく、型番の読み方やグレード・世代の違いを把握することで、用途に合ったCPUを選択できるようになります。この記事では、IntelとAMDのCPU性能比較表をはじめ、スペックの見方・型番の読み方・グレードの違いまでまとめて解説します。また、おすすめパソコンも紹介するので、パソコン選びの参考にしてみて下さい。
【Intel・AMD】CPU性能比較表(デスクトップ)
IntelとAMDのデスクトップ向けCPUを、ベンチマークの高い順で掲載しています。以下の表はPassMarkスコアや公式スペックをもとに作成したものであり、実際の用途・環境によって体感できる性能は異なります。
Intel CPUの性能比較表
紹介する表は、第12〜14世代のCore™ iシリーズとCore™ Ultraシリーズ1・2(デスクトップ向け)をPassMarkスコアの高い順に並べた性能比較表です。PassMarkとは、CPUの総合的な処理能力を数値化したベンチマーク指標で、数値が高いほど処理能力が高いことを示します。同じシリーズ内でもサフィックス(末尾のアルファベット)によって性能が異なるため、型番全体で比較することが大切です。なお、スコアは測定環境や時期によって変動することがあります。
| 型番 | PassMark | コア数 / スレッド数 | ベースクロック | ブーストクロック |
|---|---|---|---|---|
| Core™ Ultra 9 285K | 67,286 | 24 / 24 | 3.7GHz | 5.7GHz |
| Core™ i9-13900KS | 60,519 | 24 / 32 | 3.2GHz | 6.0GHz |
| Core™ i9-14900KS | 60,196 | 24 / 32 | 3.2GHz | 6.2GHz |
| Core™ Ultra 7 265K | 58,698 | 20 / 20 | 3.9GHz | 5.5GHz |
| Core™ Ultra 7 265KF | 58,588 | 20 / 20 | 3.9GHz | 5.5GHz |
| Core™ i9-14900K | 58,362 | 24 / 32 | 3.2GHz | 6.0GHz |
| Core™ i9-14900KF | 58,239 | 24 / 32 | 3.2GHz | 6.0GHz |
| Core™ i9-13900K | 58,205 | 24 / 32 | 3.0GHz | 5.8GHz |
| Core™ i9-13900KF | 57,573 | 24 / 32 | 3.0GHz | 5.8GHz |
| Core™ i7-14700KF | 52,130 | 20 / 28 | 3.4GHz | 5.6GHz |
| Core™ i7-14700K | 52,032 | 20 / 28 | 3.4GHz | 5.6GHz |
| Core™ Ultra 7 265 | 49,704 | 20 / 20 | 2.4GHz | 5.3GHz |
| Core™ i9-13900F | 48,404 | 24 / 32 | 2.0GHz | 5.6GHz |
| Core™ i9-14900F | 46,695 | 24 / 32 | 2.0GHz | 5.8GHz |
| Core™ i7-13700K | 45,705 | 16 / 24 | 3.4GHz | 5.4GHz |
| Core™ i7-13700KF | 45,591 | 16 / 24 | 3.4GHz | 5.4GHz |
| Core™ i9-13900 | 44,879 | 24 / 32 | 2.0GHz | 5.6GHz |
| Core™ i9-12900KS | 43,451 | 16 / 24 | 3.4GHz | 5.5GHz |
| Core™ Ultra 5 245K | 43,182 | 14 / 14 | 4.2GHz | 5.2GHz |
| Core™ Ultra 5 245KF | 43,169 | 14 / 14 | 4.2GHz | 5.2GHz |
| Core™ i7-14700F | 41,421 | 20 / 28 | 2.1GHz | 5.4GHz |
| Core™ i9-12900K | 41,134 | 16 / 24 | 3.2GHz | 5.2GHz |
| Core™ i9-12900KF | 40,663 | 16 / 24 | 3.2GHz | 5.2GHz |
| Core™ i7-14700 | 40,615 | 20 / 28 | 2.1GHz | 5.4GHz |
| Core™ Ultra 5 235 | 40,056 | 14 / 14 | 3.4GHz | 5.0GHz |
| Core™ i5-14600K | 38,444 | 14 / 20 | 3.5GHz | 5.3GHz |
| Core™ i5-14600KF | 38,383 | 14 / 20 | 3.5GHz | 5.3GHz |
| Core™ i7-13700F | 37,916 | 16 / 24 | 2.1GHz | 5.2GHz |
| Core™ i5-13600K | 37,521 | 14 / 20 | 3.5GHz | 5.1GHz |
| Core™ i5-13600KF | 37,383 | 14 / 20 | 3.5GHz | 5.1GHz |
| Core™ i7-13700 | 36,066 | 16 / 24 | 2.1GHz | 5.2GHz |
| Core™ i9-12900F | 35,798 | 16 / 24 | 2.4GHz | 5.1GHz |
| Core™ i7-12700K | 34,291 | 12 / 20 | 3.6GHz | 5.0GHz |
| Core™ i7-12700KF | 33,979 | 12 / 20 | 3.6GHz | 5.0GHz |
| Core™ i9-12900 | 33,656 | 16 / 24 | 2.4GHz | 5.1GHz |
| Core™ i5-14500 | 30,949 | 14 / 20 | 2.6GHz | 5.0GHz |
AMD CPUの性能比較表
AMDは、Ryzen™ 5000〜9000シリーズ(デスクトップ向け)をPassMarkスコアの高い順に掲載しています。PassMarkスコアはIntelのCPUと横断的に比較でき、メーカーをまたいだ実力比較に役立ちます。
| 型番 | PassMark | コア数 / スレッド数 | ベースクロック | ブーストクロック |
|---|---|---|---|---|
| Ryzen™ 9 9950X | 65,753 | 16 / 32 | 4.3GHz | 5.7GHz |
| Ryzen™ 9 7950X | 62,192 | 16 / 32 | 4.5GHz | 5.7GHz |
| Ryzen™ 9 9900X | 54,427 | 12 / 24 | 4.4GHz | 5.6GHz |
| Ryzen™ 9 7900X | 51,280 | 12 / 24 | 4.7GHz | 5.6GHz |
| Ryzen™ 9 7900X3D | 50,211 | 12 / 24 | 4.4GHz | 5.6GHz |
| Ryzen™ 9 7900 | 48,051 | 12 / 24 | 3.7GHz | 5.4GHz |
| Ryzen™ 9 5950X | 45,302 | 16 / 32 | 3.4GHz | 4.9GHz |
| Ryzen™ 9 5900X | 38,924 | 12 / 24 | 3.7GHz | 4.8GHz |
| Ryzen™ 7 9700X | 37,065 | 8 / 16 | 3.8GHz | 5.5GHz |
| Ryzen™ 7 7700X | 35,546 | 8 / 16 | 4.5GHz | 5.4GHz |
| Ryzen™ 7 7700 | 34,366 | 8 / 16 | 3.8GHz | 5.3GHz |
| Ryzen™ 9 5900 | 33,954 | 12 / 24 | 3.0GHz | 4.7GHz |
| Ryzen™ 5 9600X | 30,082 | 6 / 12 | 3.9GHz | 5.4GHz |
| Ryzen™ 5 7600X | 28,302 | 6 / 12 | 4.7GHz | 5.3GHz |
| Ryzen™ 7 5800X | 27,691 | 8 / 16 | 3.8GHz | 4.7GHz |
| Ryzen™ 5 7600 | 26,979 | 6 / 12 | 3.8GHz | 5.1GHz |
| Ryzen™ 7 5700X | 26,586 | 8 / 16 | 3.4GHz | 4.6GHz |
| Ryzen™ 5 5600X | 21,840 | 6 / 12 | 3.7GHz | 4.6GHz |
| Ryzen™ 5 5600 | 21,520 | 6 / 12 | 3.5GHz | 4.4GHz |
Ryzenシリーズは、シリーズ番号(7600など)が新しいほど処理効率や電力効率が向上する傾向にあり、同じコア数・クロック周波数でも世代が異なればスコアに差が出ます。例えば、Ryzen™ 9 5950X(16コア)とRyzen™ 9 9950X(16コア)ではコア数が同じでも、アーキテクチャの進化によりPassMarkスコアに約2万の開きがあります。また、Xサフィックスの付くモデルは同世代のベースモデルよりもクロック周波数が高く設定されており、シングルスレッド性能が求められる用途で有利です。
CPUを比較するには役割・仕組み・スペックの見方を押さえておこう
CPUを選ぶ際、スペック表の数値を読み解く前に、CPUがどのような役割を担い、どのような仕組みで動いているかを知っておくと比較の精度が上がります。ここでは、CPUの役割や仕組み、スペックの確認ポイントを解説します。
CPUの役割
CPUはパソコン全体の処理を統括する中心的なパーツです。具体的な役割として、以下が挙げられます。
- アプリの起動・終了などの命令処理を担う
- OSやソフトウエアからの指示を解釈して実行する
- ストレージやメモリ、GPUなど他のパーツへの指示を出す など
CPUの性能は、パソコンのレスポンスや処理速度に影響します。例えば、CPUの性能が不足していると、アプリの起動が遅くなったり、複数の作業を同時に行う際に動作がもたついたりすることがあります。パソコンを選ぶ際に重要視すべきパーツの一つです。
CPUの仕組み
CPUは「命令の取り出し→解読→実行→結果の書き出し」というサイクルを繰り返すことで処理を行うパーツです。このサイクルを高速かつ大量にこなす能力が「CPUの性能」に相当します。例えば、クロック周波数が高いほど1秒間に多くのサイクルを処理でき、コア数が多いほど同時に複数の処理を走らせることができます。スペックを比較する際には、この仕組みを前提として数値の意味を理解することが大切です。どの数値が何に影響するかを把握しておくと、用途に合ったCPU選びがスムーズになります。
CPUのスペックで確認するポイント
CPUのスペック表には多くの項目が並んでいますが、全てを理解する必要はありません。用途に合ったCPUを選ぶために、確認しておきたいポイントは以下の通りです。
- コア数
- スレッド数
- キャッシュメモリ
- クロック周波数(GHz)
- 世代
- 内蔵GPUの有無・性能
- ベンチマークスコア
各ポイントの役割について詳しく解説します。
1|コア数
コアとはCPU内部にある処理ユニットのことで、コア数が多いほど同時に処理できるタスクの数が増えます。コア数の目安は以下の通りです。
- 2〜4コア:比較的軽い処理を想定した構成に多い
- 6〜8コア:中〜高負荷な処理にも対応できる構成に多い
- 10コア以上:高負荷な並列処理を想定した構成に多い
コア数が多ければよいわけではなく、用途に合ったコア数を選ぶことが重要です。例えば、文書作成や動画視聴が中心であれば4コア前後で十分なケースも多く、必要以上のコア数を選ぶとコストが高くなります。
2|スレッド数
スレッドとはCPUが同時に処理できる命令の数のことで、スレッド数が多いほど並列処理の効率が上がります。一般的にスレッド数はコア数の2倍になるケースが多く、これはIntel®の「ハイパースレッディング」やAMD®の「SMT」といった技術によるものです。例えば、8コア16スレッドのCPUは、物理的に8つの処理ユニットを持ちながら、最大16の作業を同時に処理できます。
ただし、Intel® Core™ Ultraシリーズ200S(Arrow Lake)のようなハイパースレッディングを搭載しないモデルでは、コア数とスレッド数が同数になります。コア数と合わせて確認することで、マルチタスク性能をより正確に評価できるでしょう。
3|キャッシュメモリ
キャッシュメモリとはCPU内部に搭載された高速な一時記憶領域で、頻繁に使うデータを素早く呼び出すためのパーツです。容量が大きいほど処理の待ち時間が減り、レスポンスが向上します。L1・L2・L3という階層構造があり、L1が最も高速で容量が小さく、L3が最も容量が大きい構造です。スペック比較の際はL3キャッシュが参照されることが多く、例えば「L3キャッシュ 〇〇MB」のように表記されます。
4|クロック周波数(GHz)
クロック周波数はCPUが1秒間に処理できる命令サイクル数を示し、単位はGHz(ギガヘルツ)です。数値が高いほど1コアあたりの処理速度が速く、シングルスレッド性能が向上します。現代のCPUは負荷に応じて自動的に周波数を上げる「ブースト機能」を持つため、ベース周波数とブースト周波数の両方を確認することが重要です。例えば、ベースが3.5GHz、ブーストが5.3GHzの場合、軽い処理では3.5GHz前後で動作し、高負荷時には最大5.3GHzまで上がります。
5|世代
CPUは世代によって製造プロセス(回路の細かさ)やアーキテクチャ(設計)が異なり、世代が新しいほど同じコア数・クロック周波数でも性能・電力効率が向上する傾向があります。中古品や型落ち製品を検討する時は、世代を必ず確認しましょう。コア数やクロック数だけで判断すると、思うような性能を得られない恐れがあります。また、IntelとAMDでは、それぞれ独自の世代表記を使っているため把握しておくことが大切です。型番から世代を読み取る詳しい方法は、後の章で解説します。
6|内蔵GPUの有無・性能
内蔵GPU(iGPU)とは、CPUに統合された画像処理機能のことで、別途グラフィックボードを搭載しなくても映像出力ができます。内蔵GPUの有無・性能は用途によって重要度が異なり、以下のように整理できます。
- 動画視聴・Webブラウジングなど一般用途:内蔵GPUで十分
- ライトなゲームや動画編集など:性能の高い内蔵GPUでも対応できる
- 高負荷なPCゲーム・動画編集・3DCG制作など:グラフィックボードが必要
AMDのRyzen™ GシリーズやIntel® Core™ Ultraシリーズなどは内蔵GPUの性能が高く、グラフィックボードなしでも軽いPCゲームに対応できるモデルもあります。
7|ベンチマークスコア
ベンチマークスコアとはCPUの実力を数値化した指標で、異なるメーカー・シリーズのCPUを横断的に比較できます。代表的なベンチマークツールとして「Cinebench」「PassMark」などがあり、スコアが高いほど処理能力が高いCPUです。例えば、同じ価格帯のIntelとAMDのCPUを比較したい時、スペック表の数値だけでは判断しにくくても、PassMarkスコアを並べると実力差が一目で把握できます。ベンチマークは、性能だけでなくコストパフォーマンスの良いCPUを探す際にも活用できる指標です。
コア数・スレッド数・クロック周波数などは同じアーキテクチャ内で比較しよう
コア数やクロック周波数などのスペック数値は、異なるアーキテクチャ間では単純比較できません。例えば、IntelとAMDで同じコア数・クロック周波数であっても、アーキテクチャの違いにより実際の性能は異なる場合があります。公平な比較をするためには同世代・同アーキテクチャ内でスペックを見比べるか、ベンチマークスコアを参照することが有効です。特に、中古パソコンを検討する時など、メーカーや世代が混在した選択肢の中から選ぶ場面では、ベンチマークスコアを基準にすると判断しやすくなります。
【Intel・AMD】CPUの性能を比較するには
型番・グレード・世代を理解しておこう
CPUを比較する際には、型番に含まれる情報を読み解くことが欠かせません。IntelとAMDはそれぞれ独自の型番を採用しており、グレードや世代・用途を読み取ることができます。ここでは、各メーカーの型番の見方やグレード一覧、シリーズごとの特徴や世代について解説します。
Intel CPUの型番の見方
IntelのCPU型番は「ブランド+グレード+世代+SKUナンバー+サフィックス」で構成されており、各部分にそれぞれ意味があります。型番の構成要素と読み方は以下の通りです。
例:Core™ i7-14700K
- Core™ i7:ブランド+グレードを示す。Core™ i・Core™ Ultraなどのブランド名と、3・5・7・9などのグレードを示す数字の組み合わせ
- 14:世代番号を示す。型番の先頭数字で示され、数字が大きいほど新しい世代
- 700:SKUナンバーを示す。同世代内での性能グレードを表す3桁の数字(数字が大きいほど高性能)
- K:サフィックスを示す。末尾のアルファベットで用途や特徴が分かる
サフィックスには、以下のような種類があります。
| サフィックス | 意味 |
|---|---|
| K | オーバークロック対応(デスクトップ向け) |
| KF | オーバークロック対応・内蔵GPUなし(デスクトップ向け) |
| F | 内蔵GPUなし(デスクトップ向け) |
| T | 省電力モデル(デスクトップ向け) |
| H | 高性能モデル(ノートパソコン向け) |
| U | 省電力モデル(ノートパソコン向け) |
| P | 薄型ノートパソコン向け |
Intel® Core™ iシリーズ/Ultraシリーズのグレード一覧
Intel® Core™ iシリーズとUltraシリーズはそれぞれ数字でグレードが分かれており、数字が大きいほど上位グレードです。グレードと用途の目安は以下の通りです。
| グレード | 用途の目安 |
|---|---|
| Core™ i3/Core™ Ultra 3 | 文書作成・Webブラウジング・動画視聴など軽作業向け |
| Core™ i5/Core™ Ultra 5 | ビジネス用途・中程度のマルチタスク向け |
| Core™ i7/Core™ Ultra 7 | 動画編集・PCゲームなど高負荷作業向け |
| Core™ i9/Core™ Ultra 9 | 3Dレンダリング・機械学習など高度な作業向け |
iシリーズとUltraシリーズはアーキテクチャが異なるため、グレード番号が同じでも性能特性が異なります。例えばCore™ i7とCore™ Ultra 7では、Ultraシリーズの方がAI処理やグラフィック性能に優れています。用途に合わせて、どちらのシリーズが適しているかも含めて比較するとよいでしょう。
Intel® Core™ iシリーズの特徴と世代
Intel® Core™ iシリーズは長年にわたって展開されてきたIntelの主力ラインであり、幅広い価格帯・用途に対応しています。第12世代(Alder Lake)以降は「Pコア(高性能コア)」と「Eコア(高効率コア)」を組み合わせたハイブリッドアーキテクチャを採用しており、処理の種類に応じてコアを使い分けることで性能と電力効率を両立しています。
| 世代 | コードネーム | 主な特徴 |
|---|---|---|
| 第12世代 | Alder Lake | ハイブリッドアーキテクチャを初採用・DDR5対応 |
| 第13世代 | Raptor Lake | 第12世代比でEコアやキャッシュメモリ、クロック周波数が向上 |
| 第14世代 | Raptor Lake Refresh | 第13世代の改良版・一部モデルでクロック周波数が向上 |
最新世代に近いほど性能・効率面で有利です。
Intel® Core™ Ultraシリーズの特徴と世代
Intel® Core™ Ultraシリーズは2023年に登場した新世代ブランドで、AI処理専用ユニット「NPU」を内蔵している点が従来のiシリーズと異なります。NPUは、リアルタイム翻訳・ノイズキャンセリング・画像生成などのAI関連タスクをCPU・GPUへの負荷を抑えて処理できるのがメリットです。デスクトップ向けもありますが、モバイル向け(ノートパソコン)を中心に展開されており、薄型・軽量パソコンへの搭載が多い傾向があります。Core™ Ultraシリーズの世代・コードネーム・主な特徴は、以下の通りです。
| シリーズ | コードネーム | 主な特徴 |
|---|---|---|
| Core™ Ultra 100シリーズ | Meteor Lake | ノート向け。NPU初搭載・内蔵GPU強化 |
| Core™ Ultra 200Sシリーズ | Arrow Lake | デスクトップ向け。NPU搭載・電力効率向上 |
| Core™ Ultra 200Vシリーズ | Lunar Lake | ノート向け。超省電力・NPUと内蔵GPU性能が大幅向上・Copilot+PC対応 |
| Core™ Ultra 300シリーズ | Panther Lake | ノート向け。Intel 18Aプロセス採用 NPUは約50TOPS Xe3内蔵GPUで画像処理性能が大幅向上 |
上記のように、デスクトップ向けのCore™ Ultraは200Sシリーズのみとなっています。
AMD CPUの型番の見方
AMDのCPU型番は「ブランド+グレード+世代番号+モデル番号+サフィックス」で構成されています。型番の構成要素と読み方は以下の通りです。
例:Ryzen™ 7 9700X
- Ryzen™ 7:ブランド+グレードを示す
- 9:世代番号を示す。型番の先頭数字
- 700:モデル番号を示す。数字が大きいほど同世代内での上位モデル
- X:サフィックスを示す。用途や特徴が分かる
| サフィックス | 意味 |
|---|---|
| X | 高クロック・高性能モデル(デスクトップ向け) |
| X3D | 3D V-Cache搭載のゲーミング特化モデル(デスクトップ向け) |
| G | 内蔵GPU強化モデル(デスクトップ向け) |
| U | 省電力モデル(ノートパソコン向け) |
| H | 高性能モデル(ノートパソコン向け) |
AMD Ryzen™ シリーズのグレード一覧
AMD Ryzen™ シリーズはブランド名に含まれる数字でグレードが分かれており、数字が大きいほど上位グレードです。以下のように、用途の目安はIntel®のCore™ iシリーズと同様です。
| グレード | 用途の目安 |
|---|---|
| Ryzen™ 3 | 文書作成・Webブラウジングなど軽作業向け |
| Ryzen™ 5 | ビジネス用途・中程度のマルチタスク向け |
| Ryzen™ 7 | 動画編集・PCゲームなど高負荷作業向け |
| Ryzen™ 9 | 3Dレンダリング・機械学習など最高負荷向け |
同じグレードでもサフィックスや世代によって性能が異なるため、型番全体を確認しましょう。例えばRyzen™ 7 5700XとRyzen™ 7 9700Xでは、同じ「Ryzen™ 7」でも世代とアーキテクチャが異なり、9700Xの方が処理効率・電力効率共に高くなっています。
AMD Ryzen™ シリーズの特徴と世代
AMD Ryzen™ シリーズは初代(2017年)から継続的にアーキテクチャを改良してきており、Zen 3(5000番台)以降は性能・電力効率が大きく改善されました。最新のZen 5アーキテクチャ(9000番台)はより進化しており、仕事やゲームにおいて優れたパフォーマンスを発揮します。各世代とその特徴は、以下の通りです。
| シリーズ | アーキテクチャ | 主な特徴 |
|---|---|---|
| 5000番台 | Zen 3 | IPC(1クロック当たりに処理できる命令数)約19%向上・ゲーム性能改善 |
| 7000番台 | Zen 4 | L2キャッシュ2倍・DDR5対応・AM5ソケットに移行 |
| 9000番台 | Zen 5 | IPC最大約16%向上・4nmプロセス |
CPUを選択できる!NEC Directのおすすめパソコン
NEC Directでは、Core™ Ultraシリーズ2を搭載したモデルを複数展開しています。また、メモリ容量やCPUのグレードをカスタマイズできるBTO(Build To Order)に対応しているのも魅力です。ここからは、NEC Directのおすすめモデルを3機種ご紹介します。
※スペック表はWeb限定モデルのものです。
【Core™ Ultraシリーズ2(S)】カスタマイズの幅が広いAIパソコン「LAVIE Direct DT」
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「LAVIE Direct DT」は、デスクトップパソコンならではの拡張性と、Core™ Ultraシリーズ2(Sシリーズ)搭載によるAI処理性能を兼ね備えたモデルです。NPUを内蔵したIntel初のデスクトップ向けCPUを採用しており、AIタスクやクリエイティブな作業を快適にこなせます。CPUのグレードは5/7/9から好みに合わせて選べるのも魅力です。メモリやストレージ容量もカスタマイズできる他、グラフィックボードも選択できます。自宅をメインの作業環境として、長く使えるパソコンを探している人におすすめです。
| OS | Windows 11 (Home/Pro) |
|---|---|
| CPU | Intel® Core™ Ultra(5 225/7 265/9 285) |
| グラフィックボード(GPU) | ・Intel® UHD グラフィックス 770(CPUに内蔵) ・Intel® Arc A310 グラフィックス |
| メモリ | 8GB・16GB・32GB・64GB |
| ストレージ(SSD) | 約256GB・約512GB・約1TB |
| 外部インターフェース | ・USB Type-C × 1 ・USB Type-A × 8 ・HDMI × 1 ・DisplayPort × 2(Intel® Arc A310 グラフィックス選択時は4ポート) ・LAN × 1 ・ヘッドフォンマイクジャック × 1 |
| 画面サイズ | 23.8型ワイド フルHD(1920 × 1080)液晶(広視野角・高色純度・ノングレア) |
| 本体サイズ(横幅 / 奥行 / 高さ) | 216×300×345(mm)※スタビライザ設置時 |
【Core™ Ultraシリーズ2(V)】おしゃれで使い心地が良いCopilot+PC「LAVIE Direct SOL」
商品詳細はこちら
「LAVIE Direct SOL」は、Z世代をターゲットに開発されたモバイルノートパソコンです。CPUはCore™ Ultraシリーズ2(Vシリーズ)を採用し、Copilot+PCに対応しています。時短になる検索機能やクリエイティブがはかどる画像生成機能など、便利なAI機能を利用できるのが魅力です。約14.3mmのスリムボディに、かな表記やラベルシールを省いたノイズレスデザインを採用しており、スタイリッシュな外観をしています。また、タッチパネル対応ディスプレイを採用しており、スマートフォンのような直感的な操作も可能です。
| OS | Windows 11 (Home/Pro) |
|---|---|
| CPU | Intel® Core™ Ultra( 7 258V/7 256V/5 228V/5 226V) |
| グラフィックボード(GPU) | Intel® Arc™ 140V/130V GPU(CPUに内蔵) |
| メモリ | 16GB・32GB |
| ストレージ(SSD) | 256GB・512GB・1TB |
| ディスプレイ | 13.3型ワイド スーパーシャインビューLED IPS液晶 (広視野角・高輝度・高色純度・タッチパネル)(WUXGA:1920×1200) |
| 外部インターフェース | ・USB Type-C × 3 ・ヘッドフォンマイクジャック × 1 ※USB Type-AとHDMIは、変換アダプタを使用すれば接続可能 |
| 重量 | 約1,197g |
| バッテリー駆動時間(アイドル時) | 約34.3時間 |
【Core™ Ultraシリーズ2(V)】ハイスペックなCopilot+PC「LAVIE Direct NEXTREME」
商品詳細はこちら
「LAVIE Direct NEXTREME」は、持ち運びやすさと長時間のバッテリー駆動を両立したモバイルノートパソコンです。CPUは画像処理性能にも優れたCore™ Ultraシリーズ2(Vシリーズ)を採用しており、動画編集やライトなPCゲームにも対応できます。また、重量は約994gと軽量でありながら、大容量バッテリーとAI制御との組み合わせにより実動約16時間の使用を実現しています。さらに、筐体には東レ最新技術のカーボン素材を採用しており、軽さと耐久性を兼ね備えたモデルです。
| OS | Windows 11 (Home/Pro) |
|---|---|
| CPU | Intel® Core™ Ultra(7 258V/7 256V/5 226V) |
| グラフィックボード(GPU) | Intel® Arc™(140V/130V)(CPUに内蔵) |
| メモリ | 16GB・32GB |
| ストレージ(SSD) | 約256GB・約512GB・約1TB |
| ディスプレイ | 13.3型ワイド LED IPS液晶(広視野角・高輝度・高色純度・ノングレア・タッチパネル) (WUXGA:1920×1200) |
| 外部インターフェース | ・USB Type-C × 2 ・USB Type-A × 2 ・HDMI × 1 ・LAN × 1もしくは無し ・microSDメモリーカードスロット × 1 ・ヘッドフォンマイクジャック × 1 |
| 重量 | 約994g |
| バッテリー駆動時間(アイドル時) | 約40.2時間 |
CPUは比較して選ぼう!
CPUを選ぶ際は、コア数・スレッド数・クロック周波数・世代・ベンチマークスコアなどを確認し、用途に合わせて選択することが大切です。型番の見方やグレードによる性能差を押さえておくと、IntelとAMDの製品を比較しやすくなります。NEC Directでは、最新のCore™ iシリーズやCore™ Ultraシリーズ、Ryzenシリーズを搭載したパソコンを販売しています。また、公式サイトでは、新品パソコンを割引価格で購入できるお買い得セールやアウトレットセール、季節のキャンペーンなどを開催していますので、ぜひチェックしてみて下さい。
NEC Directのキャンペーン情報はこちら
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