メモリ・ストレージ(SSD)の違いと
選び方とは?増設時の注意点も解説!
2026.08.31(MON)
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メモリとストレージ(SSD・HDD)は、どちらもパソコンにデータを保存しますが、役割の異なるパーツです。メモリは処理中のデータを一時的に保持する役割を持ち、処理性能に影響します。一方、ストレージはデータを長期保存するパーツで、読み書きの速さや保存できるデータ量に影響します。それぞれの特性を正しく理解して、用途に合った容量を選ぶことが大切です。この記事では、メモリとSSDの違いから容量の選び方、搭載している容量の確認方法、増設時の注意点まで詳しく解説します。
※記事内の手順は、使用するパソコンやOSのバージョンによって異なる場合があります。
パソコンのメモリとストレージ(SSD・HDD)は何が違うの?
メモリとストレージは混同されることがありますが、役割・保存方法・データの保持期間が異なります。パソコンを快適に使うためには、それぞれの役割を把握しておくことが重要です。ここでは、メモリとストレージの役割や関係性について解説します。
メモリとは「データを一時保存するパーツ」
メモリは、パソコンが現在処理しているデータを一時的に置いておく作業台のようなパーツです。容量が大きいほど同時に処理できる作業量が増え、動作がスムーズになります。メモリに保存されたデータは、電源を切ると消える揮発性のデータです。メモリのその他の特徴は、以下の通りです。
- CPUと連携しており処理速度に影響する
- 容量が不足するとパソコンの動作が遅くなる(スワップ発生)
- 代表的な規格はDDR4・DDR5などがあり、DDR5の方が転送速度が速い
例えば、複数のアプリを同時に開いている時、それぞれのデータはメモリ上に展開されます。メモリ容量が少ないと、処理しきれないデータをストレージに逃がす「スワップ」が起き、動作が重くなる原因となります。
ストレージは「データを長期保存するパーツ」
ストレージは、OS・アプリ・写真・動画など、電源を切っても消えないデータを保存する場所です。メモリとは異なり不揮発性のデータ保存領域なので、パソコンの電源を落としてもデータは保持されます。ストレージのその他の特徴は、以下の通りです。
- 容量が大きいほど保存できるデータ量が増える
- ストレージの速度はパソコンの起動速度やアプリの読み込み速度に影響する
- クラウドストレージ(OneDrive・Google Driveなど)と組み合わせることで容量を補える
ストレージの速度が遅いと、パソコンの起動やアプリの立ち上がりに時間がかかります。日常的に多くのデータを扱う場合は、容量だけでなく速度にも注目して選ぶとよいでしょう。速度に関係する規格については、後の章で解説します。
SSDとHDDの違い(速度・耐久性・価格)
SSDとHDDはどちらもストレージですが、構造・速度・耐衝撃性・価格帯が異なります。
- SSD:フラッシュメモリを使用。読み書きが高速で衝撃に強く、動作音が小さいが価格は高い
- HDD:磁気ディスクを使用。読み書きは遅く耐久性は低いが、大容量・低コストで長期保存に向いている
近年のノートパソコンにはSSDが内蔵されており、起動の速さや携帯時の耐衝撃性に優れています。HDDは外付けストレージや大容量データの長期保存用途で引き続き活用されています。用途に応じて使い分けることで、コストを抑えながら快適な環境を構築できるでしょう。
メモリとストレージの違いと関係性
メモリとストレージをひとことで整理すると、メモリは「一時保存用の作業台」、ストレージは「長期保存用の倉庫」です。2つは独立したパーツですが、連携してパソコン全体のパフォーマンスを支えています。具体的には、以下のような関係性です。
- パソコン起動時はストレージからOSデータをメモリに読み込む
- 作業中のデータはメモリ上に展開され、保存時にストレージへ書き込まれる
- メモリが不足するとストレージの仮想メモリが使用され処理速度が落ちる
- ストレージが不足すると、仮想メモリが使えなかったり一時ファイルがつくれなかったりする
メモリとストレージのどちらかが不足しても、パソコンの動作に支障が出ます。メモリが少ない場合は処理が遅くなり、ストレージが少ない場合はファイルの保存や一時領域の確保ができなくなります。両方のバランスを意識して選ぶことが大切です。
パソコンのメモリ容量・ストレージ(SSD)容量の選び方とは?
メモリ容量・ストレージ(SSD)容量は、使い方に応じて選ぶことが大切です。ここからは、それぞれの代表的な容量と使い方の目安について解説します。
メモリ容量の選び方
パソコンの代表的なメモリ容量は、以下の通りです。
- 8GB
- 16GB
- 32GB
各容量がどのような用途に対応できるのか、詳しく解説します。なお、メモリを増設できないノートパソコンの場合、購入時に十分な容量を確保する必要があります。購入時には、増設・交換の可否も確認して容量を検討しましょう。
8GBは軽負荷な仕事や趣味に対応できる
8GBのメモリで対応できる主な用途は以下の通りです。
- Webブラウジング
- メール
- Microsoft Officeを使った文書作成や表計算
- プログラミング学習
- 動画視聴
- SNS など
8GBは、一般的な軽い作業であれば十分に対応できる容量です。ただし、複数タブを大量に開いたり、複数アプリを同時に起動したりするとメモリ不足になるリスクがあります。8GBは最低限の容量であり、ソフトウエアの要求メモリ増加に対応しにくい点を念頭に置いておきましょう。近年はWebブラウザ自体のメモリ消費量が増加傾向にあるため、タブを多く開く使い方をする人には注意が必要です。将来的なパソコンの買い替えコストも考慮すると、最初から16GBを選ぶ方がコストパフォーマンスに優れている場合もあります。
16GBは幅広い用途に対応できる
16GBで対応できる用途は以下の通りです。
- 複数アプリの同時起動
- 本格的なプログラミング
- 画像・動画編集、イラスト制作
- ライトな3DCG制作
- PCゲーム など
16GBは幅広い用途に対応できる、現時点での標準的な容量です。ビジネス用途・学習・趣味のゲームなど、多くのユーザーにとってバランスの良い選択肢となります。例えば、ChromeなどのWebブラウザで複数タブを開きながら、Microsoft OfficeやZoomを同時起動するような使い方でも問題なく動作します。ただし、高解像度の動画編集や高度な3DCG制作などには物足りない場合があるため、本格的なクリエイティブ作業を予定している人は32GBも視野に入れて検討するとよいでしょう。
32GBは高負荷なゲーム配信やクリエイティブ業務に対応できる
32GBで対応できる用途は以下の通りです。
- 4K動画編集
- 本格的な3DCG制作
- 大規模な開発業務
- ゲーム配信(録画・配信ソフトを同時起動)など
32GBは、高負荷な作業を快適に行いたい人向けの容量です。Adobe Premiere ProやDaVinci Resolveなどの動画編集ソフトを快適に動かせる他、複数の重いアプリを同時起動してもパフォーマンスが安定しやすい点が魅力です。要求スペックの増加にも対応でき、長期的に使用できるため、プロのクリエイターや本格的なゲーム配信者にとって心強い容量といえます。
ストレージ(SSD)容量の選び方
パソコンストレージ(SSD)の代表的な容量は、以下の通りです。
- 256GB
- 512GB
- 1TB以上
各容量における使い方の目安を紹介します。
256GBはローカルに保存しない人向け
256GBは、OneDriveやGoogle Driveなどのクラウドストレージをメインに使い、ローカルへのデータ保存を最小限に抑えるユーザーに向いています。ただし、OSだけで20〜30GB程度を消費し、アプリやキャッシュを合わせると思ったより空き容量が少ないため注意が必要です。動画や写真を多く撮影・保存する人は容量不足になりやすいため、クラウド活用を前提とした運用計画を立てた上で選ぶとよいでしょう。テレワークや軽作業がメインで、データ管理をクラウド中心に行える人に向いている容量です。
512GBは動画・ゲームを保存したい人向け
512GBは、PCゲームや動画・写真をある程度ローカルに保存したい人に向いており、パソコンの標準的な容量です。PCゲームは1タイトル当たり数十GB〜100GB超のものもあるため、複数タイトルをインストールすると容量が圧迫されやすくなります。しかし、写真や動画をこまめにクラウドや外付けストレージへ移せば、512GBでも問題なく運用できるでしょう。日常的な作業とゲームや趣味のデータ保存を両立したい人にとって、コストと容量のバランスが取れた選択肢です。ひとまず512GBを選択し、容量が少なくなってきた場合は外付けSSD・クラウドストレージの利用を検討するとよいでしょう。
1TB以上は大量の動画・写真や大容量ゲームを保存する人向け
1TB以上は、大量かつ高解像度の写真・動画や高音質な音楽をローカルに保存したい人、複数の大容量PCゲームを同時にインストールしておきたい人向けです。動画編集者やゲームプレイ動画を録画するユーザーは、ファイルが大容量になるため1TB以上がよいでしょう。例えば、4K動画の編集データは1本当たり数十GBになる場合もあり、作業ファイルや書き出しデータを含めると1TBでも不足するケースがあります。2TB以上になると価格も上がるため、アーカイブ用の外付けHDDと組み合わせてコストを抑えるのも選択肢の一つです。できるだけ内蔵ストレージに保存しておきたい人は、1TB以上を検討するとよいでしょう。
高速処理できるストレージ(SSD)はNVMe接続のM.2 SSD
M.2 SSDの主な接続規格(インターフェース)にはNVMe接続またはSATA接続があり、以下のような特徴と違いがあります。
- NVMe(Non-Volatile Memory Express)はPCIeバスを使用し、SATA接続のSSDより大幅に高速
- SATA接続は元々HDDでも使われてきたインターフェースであり、NVMeと比較するとSSDの性能を十分に引き出せない
- 高負荷な作業時は特にNVMe接続の早さを体感しやすい
購入前に、パソコンがM.2スロットに対応しているか仕様書で確認しておくことが重要です。
【Windows 11】利用中のメモリ・ストレージ(SSD・HDD)容量を確認する方法
現在搭載しているメモリ・ストレージ(SSD)の容量は、以下の手順で確認できます。
1.「スタートボタン」をクリックして「設定」を選択する
2.左側メニューの「システム」を選択して「バージョン情報」をクリックする
3.メモリ(実装RAM)とストレージ容量が表示される
タスクマネージャーで確認する場合は、「Ctrl+Shift+Esc」を押し「パフォーマンス」タブからメモリまたはディスク(SSD)を選択しましょう。タスクマネージャーでは、搭載容量に加えてメモリの使用率や空きスロットの数、ストレージの種類なども確認できます。タスクマネージャーを使うとメモリの使用状況をリアルタイムで確認できるため、増設が必要かの判断にも役立つでしょう。
メモリ・ストレージ(SSD)を増設する時の注意点
メモリ・ストレージ(SSD)が不足して使いにくい時は、増設をすることで改善できます。ここからは、メモリやストレージを増設する時の注意点について解説します。
メモリを増設する時の注意点
メモリの増設はパフォーマンス向上に効果的ですが、以下の点を確認しておくことが大切です。
- 対応規格(DDR4・DDR5など)がマザーボードと一致していないと動作しないため、事前に確認する
- マザーボードには搭載できる最大メモリ容量の上限があるため確認する
- メモリスロットの空き数を確認し、増設できるか、既存メモリの交換が必要かを把握する
- 作業前は電源を完全に切って電源ケーブルを抜き、静電気防止手袋やリストバンドを装着して作業する
ノートパソコンはメモリがマザーボードに直接はんだ付けされていて、増設・交換できない機種が多くなっています。購入前に仕様書を確認し、メモリの換装に対応しているかを必ず調べておきましょう。
ストレージを増設する時の注意点
ストレージの増設は保存容量の拡張やパフォーマンス向上に有効ですが、規格や接続方式の確認など事前準備が大切です。以下の点に注意して実行しましょう。
- M.2(NVMe/SATA)・2.5インチSATAなど、パソコン側が対応している規格を仕様書で確認する
- M.2 SSDにはサイズ規格(2280・2242など)があり、スロットに合ったサイズを選ぶ必要がある
- ストレージの換装・増設前は、外付けHDDやクラウドストレージなど複数の場所にバックアップを取る
- 新しいSSDを取り付けた後は「ディスクの管理」からフォーマットと初期化を行い、正しく認識されているか確認する
ノートパソコンはストレージスロットが1つしかない機種も多く、増設ではなく換装になる場合があります。換装の際はOSやデータが失われるリスクがあるため、不安な場合はメーカーや専門店に相談しましょう。
メモリ・ストレージ(SSD)の容量を選べる!NEC Directのおすすめパソコン
NEC Directは、国内生産の高品質なBTO(Build To Order:受注生産)パソコンを販売しています。ここからは、NEC Directのおすすめパソコンをご紹介します。
※スペック表はWeb限定モデルのものです。
15.6型広視野角ディスプレイを採用した「LAVIE Direct N15」
商品詳細はこちら
「LAVIE Direct N15」は、15.6型の広視野角ディスプレイを搭載したスタンダードノートパソコンです。画面が大きく見やすいため、文書作成やWebブラウジング、動画視聴などを快適に行えます。メモリは最大32GB、SSDは最大1TBまでカスタマイズできるため、用途に応じた構成を選択できます。また、CPUは第13世代のIntel® Core™ シリーズを選択でき、日常業務から軽いクリエイティブ作業まで幅広く対応できる一台です。
| OS | Windows 11(Home/Pro) |
|---|---|
| CPU | Intel® Core™(i7-1355U/i5-1335U/i3-1315U) Intel® U300 |
| グラフィックボード(GPU) | Intel® UHD グラフィックス/Intel® Iris® Xe グラフィックス(どちらもCPUに内蔵) |
| メモリ | 8GB・16GB・32GB |
| ストレージ(SSD) | 約256GB・約512GB・約1TB |
| ディスプレイ | 15.6型 ワイド スーパーシャインビューLED IPS液晶(広視野角)(フルHD:1920×1080) |
| 外部インターフェース | ・USB Type-C × 1 ・USB Type-A × 2 ・HDMI × 1 ・LAN × 1 ・ヘッドフォンマイクジャック × 1 |
| 重量 | 標準バッテリー:約2.1㎏ 大容量バッテリー:約2.2㎏ |
| バッテリー駆動時間(アイドル時) | 標準バッテリー:約7.2時間 大容量バッテリー:約12.5時間 |
バッテリーで長時間動作するモバイルCopilot+PC「LAVIE Direct SOL」
商品詳細はこちら
「LAVIE Direct SOL」は、便利なAI機能が使えるCopilot+PCに認定されたモバイルノートパソコンです。パソコン内の情報をAIが検索してくれる「リコール」や、画像を生成してくれる「コクリエーター」などを快適に利用できます。メモリは最大32GB、SSDは最大1TBまで選択可能です。また、軽量・薄型ボディながら長時間のバッテリー駆動を実現しており、出張や外出先での作業も快適です。さらに、スタイリッシュなノイズレスデザインを採用している他、1,000種類以上から選べる専用着せ替えケースを別売りで販売しています。
| OS | Windows 11(Home/Pro) |
|---|---|
| CPU | Intel® Core™ Ultra( 7 258V/7 256V/5 228V/5 226V) |
| グラフィックボード(GPU) | Intel® Arc™ 140V/130V GPU(CPUに内蔵) |
| メモリ | 16GB・32GB |
| ストレージ(SSD) | 256GB・512GB・1TB |
| ディスプレイ | 13.3型ワイド スーパーシャインビューLED IPS液晶 (広視野角・高輝度・高色純度・タッチパネル)(WUXGA:1920 × 1200) |
| 外部インターフェース | ・USB Type-C × 3 ・ヘッドフォンマイクジャック × 1 ※USB Type-AとHDMIは、変換アダプタを使用すれば接続可能 |
| 重量 | 約1,197g |
| バッテリー駆動時間(アイドル時) | 約34.3時間 |
最大64GBメモリを選択できるデスクトップパソコン「LAVIE Direct DT」
商品詳細はこちら
「LAVIE Direct DT」は、最大64GBのメモリを選択できるデスクトップパソコンです。デスクトップパソコンならではの拡張性を活かし、メモリやストレージを将来的に増設しやすい点も魅力です。Intel® Core™ Ultraシリーズを搭載し、AI機能も効率的に使用できます。また、処理性能も優れているため、動画編集や画像処理など負荷の高い作業にも対応できます。自宅での本格的なクリエイティブ作業や、長期間にわたって使い続けたい人におすすめです。
| OS | Windows 11(Home/Pro) |
|---|---|
| CPU | Intel® Core™ Ultra(5 225/7 265/9 285) |
| グラフィックボード(GPU) | ・Intel® UHD グラフィックス 770(CPUに内蔵) ・Intel® Arc A310 グラフィックス |
| メモリ | 8GB・16GB・32GB・64GB |
| ストレージ(SSD) | 約256GB・約512GB・約1TB |
| 外部インターフェース | ・USB Type-C × 1 ・USB Type-A × 8 ・HDMI × 1 ・DisplayPort × 2(Intel® Arc A310 グラフィックス選択時は4ポート) ・LAN × 1 ・ヘッドフォンマイクジャック × 1 |
| 画面サイズ | 23.8型ワイド フルHD(1920×1080)液晶(広視野角・高色純度・ノングレア) |
| 本体サイズ(横幅 / 奥行 / 高さ) | 216×300×345(mm)※スタビライザ設置時 |
メモリ・ストレージ(SSD)の容量は使い方に合わせて選ぼう!
メモリは処理性能、ストレージは保存容量と速度に影響するパーツです。どちらも使い方に合った容量を選ぶことが、快適なパソコン環境を構築する上で重要になります。用途が軽作業であれば8GB+256GB、クリエイティブ用途や本格ゲームであれば16GB+512GB以上を目安にするとよいでしょう。NEC Directでは、メモリやSSDの容量を自分でカスタマイズして購入できるBTOに対応しています。公式サイトでは、オトクなお買い得セールやアウトレットセールの開催、クーポンの発行などを行っているので、ぜひチェックしてみて下さい。
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NEC LAVIE公式サイトはこちら



